NYに常設展も開業予定

 

 チームラボ プラネッツを開業したきっかけは、2年前にさかのぼる。2016年夏に、東京・お台場で約1カ月半の期間限定でチームラボの作品を展示したイベントを開催したところ、連日入場制限がかかるほどの人気に。最終日までに約21万人が来場したが、「並んだものの、入場制限で入れなかった人を残したままイベントの会期が終了してしまったことがずっと心残りだった」と、イベントを企画したPLANETS(プラネッツ)の野本巧社長(2016年当時はDMM.com CCO)は振り返る。

 そこで、より多くの人に作品を体験してもらいたいと考えて、新たにチームラボ プラネッツとして開業したという。だが、土地の賃貸借契約などの事情もあり、営業期間は2020年秋まで。今後、新たな場所を探して常設するという考えはないのだろうか。

 それについて野本社長は「2019年以降、ニューヨークで常設の施設を開業する予定がある」と説明する。実は、2016年のイベント当時も来場者の約3割が外国人だったという。「外国人ははだしになって鑑賞することに抵抗があるのではないかと心配したが、楽しんでいる人がほとんどだった。美術館やギャラリーが多く、アートに親和性のあるニューヨークで、世界中のたくさんの人にチームラボ プラネッツを体験してもらいたい」(野本社長)。

「変容する空間、広がる立体的存在-自由浮遊、3色と新しい9色」。軟らかいボールで埋め尽くされた空間をかき分けながら進む
「変容する空間、広がる立体的存在-自由浮遊、3色と新しい9色」。軟らかいボールで埋め尽くされた空間をかき分けながら進む
[画像のクリックで拡大表示]

(文/樋口可奈子)


全編コロナ後書き下ろし!
「ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか」(2020年6月29日発売)
酒井大輔著、日経BP、1760円

 既存店と同じ商品を扱いながら、売り方を変えただけで2倍売れた!衝撃の新業態「ワークマンプラス」誕生から2年近く。消費増税も、新型コロナ禍も物ともせず、2桁成長を続けるワークマンの強さの秘密に迫りました。

 主人公は、商社からやってきた1人の男。作業服専門店が、なぜ今をときめくアパレルショップになれたのか。客層を大きく拡大できたのはなぜなのか。実は水面下で、緻密かつ計算され尽くした戦略がありました。組織が躍動し、変わっていく姿を、物語仕立てで克明に描写。本邦初公開の情報も余すことなく盛り込みました。ワークマンは新型コロナにどう立ち向かったのか。アフターコロナで何を仕掛けるのか。本書を読めばすべて分かります。新時代のリーダー像、成果を出すチームづくりの極意も見えてくるはずです。
Amazonで購入する
日経BP SHOPで購入する