トランクホテルの顔となるロビーラウンジ。昼間はノマドワーカーらが気軽に利用でき、夜は近隣住民やクリエーティブな人々が集う場にしたいという。テーブルや壁などに廃材を利用しているのも特徴

「おしゃれ社会貢献ホテル」は客室が自由すぎる!

2017年05月17日
  • 2017 年5 月13 日にオープンした「トランクホテル」(渋谷区神宮前 5丁目31番)。地上4階地下1階建て。渋谷駅から徒歩7分、明治神宮前駅、原宿駅から徒歩6分、表参道駅から徒歩10分。客室は7タイプ・15室。外観は渋谷の地層をイメージ
  • トランクホテルの顔となるロビーラウンジ。昼間はノマドワーカーらが気軽に利用でき、夜は近隣住民やクリエーティブな人々が集う場にしたいという。テーブルや壁などに廃材を利用しているのも特徴
  • 「テラススイート」(140平米+テラス70平米)は1室あたり68万9472円~(客室料金は全て税・サ込※以下同)。1~14人まで宿泊可能
  • テラススイートのテラスは70平米。バーベキューができるグリルと大きなダイニングテーブル、バスもある
  • 「ダイニングスイ-卜」(82平米+ロフト10平米)は1室あたり18万1440円~。1~8人まで宿泊可能。本格的な調理設備があるので、シェフを招いてのパーティも可能だという
  • 「リビングスイート」(55平米+ロフト10平米)は1室あたり11万7331円~。1 ~ 6人まで宿泊可能。天井吊りプロジェクターがあり、大画面の映像を楽しめる
  • エントランス横に設置された串焼き店「TRUNK(KUSHI)」。12~15時までは番茶と団子を、17~23時までは串焼きを掘りごたつ式のテラス席や立ち飲みスタイルで楽しめる。渋谷の人気店「炭火焼肉ゆうじ」店主の樋口裕師がフードディレクションを担当
  • ホテルのダイニング「TRUNK(KITCHEN)」はラウンジ奥にあり、テラス席が中庭に面している。営業時間は朝食が7~10時、ブランチが7~15時、ランチが11時半~15時、ディナーが18~23時。191平米、82席
  • TRUNK(KITCHEN)の洋風ブランチ(2800円)
  • マグは全国から回収した食器類を粉砕し、坏土(陶磁器の生地)として再生させたもの。グラスは使用済みの蛍光灯をリサイクルした同ホテルのオリジナル
  • 室内のジュエリーボックスは高級ブランドがバッグや洋服を制作する際に使用した端材のレザーを使用。渋谷を起点に活躍するデザイナーと渋谷区の福祉作業所の人々がコラボして製作した
  • クロークのタグはアクリル専門加工会社から提供されたアクリル廃材を加工したもの。一枚として同じものがなく、再利用することでより価値を高める「アップサイクル」の精神を伝えている
  • サンダルは端材ゴムのリサイクル。履き心地良くスタイリッシュに仕上げることで、使い捨てにせず、持ち帰って使い続けられるようにするのが狙い
  • 中庭に面して併設された「TRUNK(STORE)」で販売されているパンや焼き菓子は東京・笹塚にあるホープ就労支援センター「渋谷まる福」製
  • TRUNK(STORE)で販売されている弁当(1188円)は無添加を重視した恵比寿の人気レストラン「わたりがらす」製
  • 代々木上原の人気店「ポタスタ」の人気サンドイッチ「わんぱくサンド」(598円)5種も販売
  • 昔ながらの製法を守り続ける都内の老舗調味料会社5社の代表商品セット「東京さしすせそ」(4000円)。「そ」は通常は味噌だが、東京ではもんじゃ焼きなどのソース文化があることから、多摩の素材を使った「中央線ソース」(ポールスタア製)を採用している
  • 「バルコニージュニアスイート(45平米+ロフト30平米)」は1室あたり11万1283円~。1 ~6人まで宿泊可能
  • 「スタンダードプラス」(26~35平米)はスタンダードルームにバルコニーやロフトの付いた客室。1室あたり3万5078円~。1~3人まで宿泊可能。壁の絵は渋谷の風景を描いたもの
  • スタンダードプラスはハンモック付きの客室と広々としたロフト付きの2タイプがある
  • スタンダードルーム(シングル)は20平米で1室あたり3万2659円~
  • ホテル棟の隣には常緑樹を配してキッチン付きのテラスも備える「MORI」(170平米)、天窓から光が入り開放感のある「SORANIWA」(140平米)などタイプの異なる4つのバンケット会場がある
  • 渋谷区のシンボルツリーであるケヤキが植樹された中庭は宿泊者以外も利用可能
  • TRUNKの社長も兼務する、テイクアンド ギヴ・ニーズの野尻佳孝会長