「櫓(やぐら)寝台」は大人が立つと頭がぶつかる高さだが、屋根裏部屋か寝台列車で過ごしているかのような落ち着ける空間だった

星野リゾート都市型ホテル “秘密基地ルーム”大解剖

2018年05月18日
  • 2018年5月9日にオープンした「星野リゾート OMO5(オモファイブ) 東京大塚」(東京都豊島区北大塚2-26-1)。JR山手線・大塚駅北口から徒歩約1分。4階がパブリックスペースの「OMOベース」で5~13階が客室。部屋数125室。チェックイン15時~、チェックアウト11時~。宿泊料金は7000円~(2人1室利用時の1人あたりの料金。消費税、サービス料込み)
  • YAGURA Roomの見取り図。室内中央にヒノキ材を使った櫓(やぐら)を設け、上がベッドスペース、下がソファスペースの2層構造にしている
  • 5階以上に位置するOMO5 東京大塚の客室「YAGURA Room」。広さは19平方メートルだが、寝室とリビングが分かれているので狭さを感じない。中央に見えるのがベッドスペースにつながる階段。階段は収納スペースも兼ねており、冷蔵庫や金庫が収められている
  • 「櫓(やぐら)寝台」は大人が立つと頭がぶつかる高さだが、屋根裏部屋か寝台列車で過ごしているかのような落ち着ける空間だった
  • ソファスペース「くつろぎ寝台」は3人での宿泊時はベッドとしても使える
  • 壁面は枠組みを利用してさまざまな収納ができる「仕掛け壁」
  • ポップな市松模様をデザインした浴室
  • バスタオル、フェースタオル、歯ブラシは部屋にあるが、その他アメニティーは各フロアにある自販機やショップで購入するシステム。スキンケアセットが税込み540円~と、価格はやや高めの印象。ルームウェアはレンタル(税込み200円)
  • 「1泊7000円という料金設定は、会社の経費ではなく自分で払う場合の値ごろ感を狙った」と星野リゾートの星野佳路社長は話す
  • ホテルから徒歩圏内の「街」を深く知るためのサービス「Go-KINJO」のひとつ、「ご近所専隊 OMOレンジャー」。OMOグリーンは「散歩」、OMOレッドは「はしご酒」、OMOイエローは「昭和レトログルメ」、OMOブルーは「大塚のニューグルメ」、OMOパープルは「ナイトカルチャー」と得意分野がある。グリーンは無料だが、その他はガイド料として2時間につき税込み1000円かかる(1人あたり)
  • OMO5東京大塚が作成したご近所マップ。2次元コードをスマートフォンで読み取ると、グーグルマップにリンクしてルート検索できる
  • ホテル4階のパブリックスペース「OMOベース」