庭の中に滝!? 巨大オブジェ!?

 今回公開されたエリアのなかのもうひとつの見どころは、2つの通り(プリンス通り、紀尾井町通り)に挟まれた独特の地形、約18mの高低差を活用した公共空間のデザイン。敷地内を貫くように設置された回遊庭園を歩けば、眺望スポットや庭園、5つの広場、9カ所に設置されたパブリックアート作品(1カ所は7月公開予定)などが楽しめるという。

 せいぜい広めの中庭程度だろうと想像していたが、歩いてみたら本当に都心の商業施設内とは思えない広さで驚いた。一番奥の庭園には、小さな滝さえある。クルマも通らないので、子連れファミリーの散歩にぴったり。赤坂のメインストレートから離れていて知っている人しか訪れないので、ここも穴場的な憩いスペースになりそうだ。

 赤坂エリアといえば、2013年8月、永田町エキナカに新たな商業施設「エチカフィット永田町」ができるなどの変化はあったが(関連記事「永田町駅構内に『ガッツリ系フードコート』! ビジネス環境も万全!」)、大きな話題となるような商業施設はこれまで見当たらなかった。今回のエリアに加え、7月28日のグランドオープン時には、3・4階の商業ゾーン(「達磨坂テラス」「御門テラス」)もオープン。1~2階よりも高価格帯で、国際都市・東京を象徴するようなハイクラスの店をそろえるという。東京ガーデンテラス紀尾井町のオープンにより、にぎやかな赤坂の街と閑静な紀尾井町とが融合し、新たな人の流れが生まれるかもしれない。

赤プリ跡地に都心とは思えない新しい“穴場”が誕生!?(画像)
[画像のクリックで拡大表示]
赤プリ跡地に都心とは思えない新しい“穴場”が誕生!?(画像)
[画像のクリックで拡大表示]
公共空間のデザインコンセプトは「立体廻遊庭園の街」。1階「ディーン&デルーカ」脇の外階段「テラスの小道」が、庭園の入口。「空の広場」「水の広場」「芽生えの庭」などを抜けると、清水谷公園に続く「光の森」がある。敷地内の緑化率は45%だという
赤プリ跡地に都心とは思えない新しい“穴場”が誕生!?(画像)
[画像のクリックで拡大表示]
赤プリ跡地に都心とは思えない新しい“穴場”が誕生!?(画像)
[画像のクリックで拡大表示]
7月27日開業の3階「達磨坂テラス」(左)と4階「御門テラス」(右)のイメージ
紀尾井町通りから見た「東京ガーデンテラス紀尾井町」
紀尾井町通りから見た「東京ガーデンテラス紀尾井町」
[画像のクリックで拡大表示]

(文/桑原恵美子)