「タイガー餃子会舘」「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」など、餃子を売りにしたチェーン居酒屋が店舗数を伸ばすなか、餃子をつまみにワインを飲ませる“餃子バル”も、急増している(関連記事:この夏は「餃子バル」がアツい! オシャレ系VS庶民系)。
餃子バルブームのはしりともいえるのが、2009年に渋谷にオープンした「立吉餃子」。13坪の狭小店舗ながら平均月商約500万円という繁盛ぶりで、2016年3月24日には2店舗目となる「立吉餃子 青山店」をオープンした。
その立吉餃子 青山店から徒歩数分のところにあるのが、「ギョウザバー コムアパリ(Gyoza Bar comme a Paris)」。ミシュランガイドで星を獲得したシェフ・鳴神正量氏がパリで人気のギョウザバーにインスパイアされ、2015年8月末にオープンした。「平日もほぼ満席。週末はオープンと同時に満席になる日も多い」(平林彩菜店長)という。
競争が激化し、早々に閉店する店も出てきているなか、繁盛する餃子バルのポイントは何なのか。好調な2店を取材した。