肉はボリューム満点、でも野菜が小さい?
メニューは「BBQチキンカレー」「BBQ厚切りポークカレー」など5種類。カレーソースは自家製キーマカレー(中辛)、マイルドチーズカレー(甘口、150円増し)、粗挽きスパイシーカレー(辛口、50円増し)の3種類から選べる。
実際に「BBQチキンカレー」(890円)と「BBQ厚切りポークカレー」(990円)を注文してみた(価格は税込み、以下同じ)。カレーソースが盛られたスキレットとライスの皿が別々になっている、campおなじみのスタイル。ライスの横には細かく刻まれた野菜がたっぷりだ。その上に、それぞれ網で焼かれたボリュームのある鶏肉と厚切りの豚肉がのっている。
粗挽きスパイシーカレーは、別添えのスパイスを食べる直前にソースにかける。ベースのソースにプラスされたスパイスの香りが味に奥行きを持たせる。マイルドチーズカレーは、風味豊かなチーズのコクで辛味は最小限に抑えられている。
肝心の肉は一度蒸したものをタレに漬けて焦げ目を付ける程度に焼いており、スプーンで簡単にほぐれる柔らかさ。カレーソースにもよく絡む。スパイシーカレーは別添えのスパイスを食べる直前にかけることで、より複雑な味に。マイルドチーズカレーはチーズのコクで辛みが抑えられているので、辛いものが苦手な人にはちょうど良いだろう。
ただ気になったのは野菜の小ささ。すべて細かく刻まれ、おかげでうまみがプラスされているが、campのカレーといえば1日分の野菜カレーなど大きくカットされたゴロゴロ野菜が特徴だった。実はここに今回の新業態の秘訣が隠されていた。