日常でも着られるスポーツウエアを提案したい

 内覧会に登壇したファーストリテイリングの堺誠也執行役員は、ユニクロムーブについて、「スポーツだけでなく、日常生活での動きを含めた広い意味での『ムーブ』をテーマにしている」と話す。

 背景にあるのは、近年トレンドとなっている「アスレジャー」というファッションだ。アスレチックとレジャーを掛け合わせた造語で、ブルゾンにジョガーパンツとスニーカーを組み合わせるなど、スポーツウエアをタウンユースで着こなすスタイルを指している。アスレジャーの流行やスポーツを気軽に楽しむ人が増えたことを受け、日常的に着られるスポーツウエアを提案するコンセプトショップにしたという。

ユニクロムーブを統括するファーストリテイリングの堺誠也執行役員
ユニクロムーブを統括するファーストリテイリングの堺誠也執行役員
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 既存の商品シリーズ「ユニクロスポーツ」はランニングやテニス、ヨガ、トレーニングなどに向けた高機能スポーツウエアを提案しており、デザインは基本的にシンプル。本格的にスポーツをする人に向けたラインアップだ。そのため、タウンユースにも向くウエアもそろえる他のスポーツブランドと比べると、日常生活に取り入れにくい。

 そこで、ユニクロムーブでは、ユニクロスポーツのウエアと「UT」のTシャツを組み合わせたりスポーツ用タンクトップとデニムを組み合わせたりと、既存のアイテムを使って見せ方で売ろうというわけだ。

有名デザイナーのクリストフ・ルメール氏率いるパリのデザインチームが手がけた「Uniqlo U」のブルゾン、エアリズムのタンクトップにデニムを合わせた
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「エアリズムパフォーマンスサポートタイツ」をタウンユースのコーディネートとして提案。合わせているパーカーはユニクロムーブのオープンに合わせて開発されたもの
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