ファッションと関係ある? 回転する高速コースターに悶絶

 厳しい現実に涙したところで、最後は服飾の製造工程を体感できる「FASHION factory」へ。服作りがテーマとはいえ、ここまでの体験で女の子向けのほのぼのしたアトラクションではないだろうと覚悟を決めて中に入る。

 内部は巨大な裁縫用具、引き出し、衣装箱、布、服飾品などのオブジェが所狭しと展示されていた。自分がネズミのように小さくなって洋裁店の倉庫に迷いこんだような感覚で、これはなかなか楽しい。

総工費100億円! よみうりランド「グッジョバ!!」は職業体験でも工場見学でもないけどすごかった(画像)
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「スピンランウェイ」に通じる通路には、洋裁の用具や布などの巨大オブジェが並んでいる

 そして進んだ先にあるのが「スピンランウェイ」だ。日本初という、らせん状に動くスパイラルリフトで上昇し、そこから音と光の演出に包まれながら滑走するらしい。乗り場に着くと、コースターがすでに準備万端で待ち構えていた。ここでも乗る前に荷物を預けられるが、ここではロッカーではなく籠に入れる。このあたりも服飾店っぽい演出だ。

 コースターに乗り、シートベルトとバーで体をガッチリと固定する。やがてコースターは静かに滑り出した。コース内部はほぼ真っ暗だ。上を見るとコースは立体的に作られていて、かなり高い場所までレールが走っている。

 コースターの座席には先ほどのスプラッシュU.F.O.のようにボタンがついている。コースターが走り出すとコースの側面に上着やボトムといった衣装が表示され、指示に従ってタイミングよくボタンを押して、衣装を選ぶのだ。ここもまた、ただ乗るだけの受け身のアトラクションではなく、自分からアクションを起こして操作する。

 そうして衣装を選びつつコースターが頂点に達したところから、恐怖の時間が始まった。コースターがグルグル回転しながら上下左右に揺さぶられ、猛烈な勢いで疾走するのだ。強烈な遠心力で眼鏡が吹き飛ばされそうになるのを必死に押さえつつ、もう片方の手でハンドルに必死にしがみついたりボタンを押したりしていた。吹き飛ばされないように思わず両足に力が入って踏ん張ってしまう。

 周囲が暗くて見えにくいこともあり、スプラッシュU.F.O.以上に肝を冷やす、スリル満点のアトラクションだ。狭く薄暗い空間内を、回転しながら縦横無尽に立体的に振り回される感覚がとても新鮮で快感だった。ゴールについて降りたときは腰が半分砕けたような感覚で、思わず変な笑いが漏れてしまうほど。これは楽しい。

回転しながら立体的なコースを滑走する「スピンランウェイ」
回転しながら立体的なコースを滑走する「スピンランウェイ」
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 さらに、ここには島精機製作所が協力した「マイニット」もある。これは島精機製作所の自動編み機と自転車漕ぎ、ボート漕ぎ、マラソンの機器を組み合わせたもので、これらの機器で運動すると自動編み機が動き、イニシャル入りのニットのコースターが作れるというものだ。数々のアトラクションで体力を消耗し、スピンランウェイでとどめを刺された筆者だったが、なんとか自転車を漕ぎ切ってコースターを完成させた。

「マイニット」は自転車、ボート、マラソンの機器で運動すると、それに合わせて自動編み機が動く。二人でチャレンジできるので、親子や夫婦でチャレンジするのがおすすめだ。一人でやるとちょっと寂しい
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ハードなアトラクションばかりではなく、じっくりモノづくりができるワークショップもある
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