雨の日でも眺望が楽しめるのが魅力

 東京を一望する展望台として、2012年5月に開業した東京スカイツリー(東京都墨田区。以下、スカイツリー)をイメージする人も多いだろう。スカイツリーは高さ634メートルで、350メートルの位置に「東京スカイツリー天望デッキ」、450メートルの位置に「東京スカイツリー天望回廊」という2つの展望台がある。スカイツリーは天候が良い日は遠くまで一望できて大パノラマを堪能できるが、天気が悪い日はほとんど景色が見えない。一方、東京タワーは都心の主要スポットまでの距離が近いため、雨の日でも眺望が楽しめる。

 「スカイツリーが開業した当時は東京タワーを訪れる客が減るのではないかという懸念があったが、来場者はむしろ増加している」と東京タワーを管理・運営する日本電波塔広報担当者は話す。スカイツリーほどの規模はないが、東京タワーにも飲食店や土産物店があり、展望台以外のスポットも楽しめる。新しくなったトップデッキを目当てに、一度訪れてみてはいかがだろうか。

東京タワー トップデッキからの眺望。遠くにはスカイツリーも見えた
東京タワー トップデッキからの眺望。遠くにはスカイツリーも見えた
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(文/鳥海高太朗
=航空・旅行アナリスト、帝京大学理工学部航空宇宙工学科非常勤講師)