悪の組織オススメのカフェメニューで一休み

カフェスペースも悪のアジトのムードで作られている
カフェスペースも悪のアジトのムードで作られている
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 施設内には、アトラクションだけでなくカフェレストランも用意されている。しかし、ここもただのカフェではない。何といっても、施設全体が悪の組織BLACK-MAXのアジトという設定なので、カフェもアジト内の食堂ということになっている。カフェには、ソーセージ盛り合わせ(650円)、カツカレー(850円)、ふわとろオムライス(850円)といった普通のメニューの他に、BLACK-MAXの構成員たちの好物「BLACK-MAX SELECTION」メニューも用意されている。彼らは高タンパクな虫が大好物だそうで、真っ黒なソースにイモムシをトッピングした「ブラックカレー」(850円)、「ブラックパスタ」(700円)や、「175(イナゴ)」(300円)などがそろう。また、東京、吉祥寺の名店の逸品といわれる「MT29ソーセージ」(900円)や、スタッフが絶賛するカレーなど、一度は試してみたいメニューも豊富だ。

ズラリと並ぶフードメニュー。どれもかなりしっかりと作られている。量も一人前としては十分だ。手前列の中心にあるのはスタッフが「これは本当においしいですよ」と絶賛したカツカレー(850円)
ズラリと並ぶフードメニュー。どれもかなりしっかりと作られている。量も一人前としては十分だ。手前列の中心にあるのはスタッフが「これは本当においしいですよ」と絶賛したカツカレー(850円)
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 ミネストローネ(280円)、クラムチャウダー(280円)などのスープやフォンダンショコラ(500円)、ソルベ(280円)などのデザート、ワインやオリジナルカクテル、ビールにハイボール、ノンアルコールカクテルまでそろうので、挑戦後にカフェでミーティングして再挑戦といった遊び方もできる。コンセプトの“何度でも挑戦できる、そして挑戦したくなるアトラクション”というのは、そういうことなのだろう。

ブラックマックスの構成員たちが好物だという「BLACK-MAX SELECTION」メニューには、イモムシやイナゴを使った料理も
ブラックマックスの構成員たちが好物だという「BLACK-MAX SELECTION」メニューには、イモムシやイナゴを使った料理も
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 インスパイヤは、総工費3億円、年間来場者数見込み22万人、年間売り上げ見込み3億6千万円。今後の展開として、横浜、大阪、名古屋、札幌、福岡に出店を予定し、アジアを中心に海外にもFC展開を考えているという。

 筆者が感じたところだと、アトラクションの対象年齢は、中学生以上、主に20代から50代といった感じだ。この高難易度の謎に、どれだけの人が興味を持つかにかかっていると感じた。制限時間10分は短すぎるような気がするのだ。もっとも、謎の設定でストーリーを大きく変えることもできるし、「将来はインスパイヤの基地を舞台にするといったこともアリだ」と人見氏も語っていた。また、英語、中国語(繁体字、簡体字)にも対応していて海外からの観光客も受け入れられるように作られているのも、「謎」が共通言語になっているようで面白い。当初2月7日にオープンする予定だったが、さらにグレードアップするために3月4日オープンに変更したほどの気合の入れように期待したい。生まれ変わろうとする歌舞伎町の名物になるのだろうか。

(文・写真/納富廉邦)