真の狙いは観光案内所との連携か

 同施設の狙いとして、近くに新設された観光案内所との連携も期待されている。「新宿区の観光スポットといえば都庁や歌舞伎町は有名だが、ほかにも四谷や高田馬場などにも魅力的な場所は多い。観光案内所と飲食もできるイベントスペースで連携し、区内のいろいろな魅力を効果的に発信したい」(新宿区文化観光産業部文化観光課 橋本隆課長)。

 これで思い出すのは、2016年11月25日オープンの 「京橋エドグラン」に中央区初の公的観光案内所「中央区観光情報センター」が設置され、周囲の飲食店より目立つ外観だったこと(関連記事「京橋が丸の内に“東京駅前ランチ戦争”を仕掛ける?」。また、同じく2016年11月25日にオープンした「‐両国‐ 江戸NOREN」にも、墨田区の観光案内所の大きなブースが設置されている(関連記事「ど真ん中に土俵! 両国駅に江戸グルメが楽しめる施設」)。

 外国人観光客の増加は一段落しているが、2020年に向けて、各自治体がより多くの観光客の誘致に本腰を入れ始めているのを感じる。魅力的な商業施設と観光案内所のタッグは、今後も増え続けるだろう。

イベントスペースは屋外だが高架下なので、天候に左右されず使えそうだ
イベントスペースは屋外だが高架下なので、天候に左右されず使えそうだ
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2016年12月10日に新宿区として初めて開設する観光案内所がオープン。イベント、グルメ、ショッピングなどの最新の観光情報を多言語で広く提供していくという
2016年12月10日に新宿区として初めて開設する観光案内所がオープン。イベント、グルメ、ショッピングなどの最新の観光情報を多言語で広く提供していくという
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(文/桑原恵美子)