ドコモの吉澤社長は、10月26日の決算説明会で純増数予測を大きく引き下げた原因の1つとしてMVNOにおける純増数が想定を下回ったことを挙げている。写真は同会見より

閉塞感漂うMVNO市場、IIJの秘策は突破口となるか

2017年11月15日
  • IIJの獲得契約数。今年に入ってから個人向けの「IIJmioモバイル」の伸びが鈍化している様子がうかがえる。写真は11月7日のIIJ決算説明会より
  • ドコモの吉澤社長は、10月26日の決算説明会で純増数予測を大きく引き下げた原因の1つとしてMVNOにおける純増数が想定を下回ったことを挙げている。写真は同会見より
  • 通信トラフィックは個人と法人とで異なる傾向を示すことから、それらを組み合わせて設備稼働率を向上させている点がIIJの強みとなっている。写真は11月7日のIIJ・MVNO事業に関する説明会より
  • IIJは来春にフルMVNOとしてのサービスを開始する予定で、自社の独自SIMを発行できるようになる。写真は11月7日のIIJ・MVNO事業に関する説明会より
  • 超小型のチップとして、あらかじめ機器に内蔵される「eSIM」。こうしたところにもネットワークを提供できるのがフルMVNOの強みだ
  • IIJは訪日外国人向けの「Japan Travel SIM」を2014年から提供しているが、フルMVNOになることでSIMカードの維持費がかからなくなり、販路拡大につなげられるという。写真は2014年10月25日の「IIJmio meeting 5」より