独自性を強く打ち出したフィーチャーフォン2機種

 今回の発表会でオリジナル性の強いモデルとして注目されたのは、ハイエンドなスマートフォンではなく、シンプルなフィーチャーフォンのほうだ。ドコモは、携帯電話の新しい利用スタイルを提案する、音声通話を主体としたフィーチャーフォン2機種を発表した。

 まずは「ワンナンバーフォン」。これは1つの電話番号をスマートフォンと共有する「ワンナンバーサービス」に対応した端末で、Android端末の子機として利用できる。従来の折り畳み式の携帯電話からキーの部分だけを取り出し、音声通話に特化したデザインとなっている。

月額500円(税別)の「ワンナンバーサービス」対象モデルの「ワンナンバーフォン」。eSIM(イーシム、埋め込み型契約者認識モジュール)を内蔵していることもポイントの1つだ。写真は10月17日のNTTドコモ新商品発表会より
月額500円(税別)の「ワンナンバーサービス」対象モデルの「ワンナンバーフォン」。eSIM(イーシム、埋め込み型契約者認識モジュール)を内蔵していることもポイントの1つだ。写真は10月17日のNTTドコモ新商品発表会より
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 「ワンナンバーサービス」に対応している端末は、これまで「Apple Watch」のみだったが、このサービスを普及させるべく、ワンナンバーフォンを開発するに至ったようだ。スマートフォンの画面を見ながら通話したいときなどに役立つという。

 そしてもう1つは「カードケータイ」。こちらは文字通り、財布や名刺入れに収まるカードサイズの携帯電話。ワンナンバーフォンとは異なり、単体で使用する。

今回の発表会で最も注目された「カードケータイ」。こちらは1998年発売の「DataScope for DoCoMo」以来、約20年ぶりに京セラが提供する端末だ。写真は10月17日のNTTドコモ新商品発表会より
今回の発表会で最も注目された「カードケータイ」。こちらは1998年発売の「DataScope for DoCoMo」以来、約20年ぶりに京セラが提供する端末だ。写真は10月17日のNTTドコモ新商品発表会より
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 カードケータイは約47gと非常に軽量な上、ディスプレーに電子ペーパーを採用することで省電力を実現。さらに4Gのネットワークが利用可能で、VoLTEによる高音質通話やウェブアクセス、Wi-Fiテザリングも利用できる。

 また月額1500円の値引きが受けられる「docomo with」が300万契約を突破するなど好調なことを受け、ドコモは対象機種のラインアップを強化してきた。2018年冬春モデルに追加された3機種のうち「Galaxy Feel 2」「らくらくスマートフォン me」はドコモのオリジナルモデルとなっている。

「docomo with」対象オリジナル端末の1つ「Galaxy Feel2」。サムスン電子のグローバルモデル「Galaxy A8」を日本向けにカスタマイズしたモデルだ。写真は10月17日のNTTドコモ新商品発表会より
「docomo with」対象オリジナル端末の1つ「Galaxy Feel2」。サムスン電子のグローバルモデル「Galaxy A8」を日本向けにカスタマイズしたモデルだ。写真は10月17日のNTTドコモ新商品発表会より
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