今後は販路とサポートにも注力

 オッポ ジャパンは、8月22日の発表会で、日本における販路とアフターサービスの拡充を推し進めると表明している。同社の端末は、現在のところ大手家電量販店やオンラインショップでしか購入できない状況で、キャリアはもちろんのこと、MVNO向けの販路も開拓できていない。またアフターサービスも、現在のところは電話やウェブによる対応のみだ。

 オッポとしては今後、販路の拡大を図るとともに、アフターサービスに関しても新たな対応を打ち出していく考えのようだ。もっとも今回の新製品に関してはその準備がまだ整っていないもよう。鄧氏は今年中にもう2機種を追加で投入すると話しており、販路やアフターサービスの概要は、その際に明らかにされる見込みだ。

オッポ ジャパンは販路およびアフターサービスの拡充を推し進めていくこと。詳細は年内に実施される2製品とともに発表される見通し。写真は8月22日のオッポ ジャパン新製品記者発表会より
オッポ ジャパンは販路およびアフターサービスの拡充を推し進めていくこと。詳細は年内に実施される2製品とともに発表される見通し。写真は8月22日のオッポ ジャパン新製品記者発表会より
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 ちなみにオッポは、本体がスライドしてフロントカメラが飛び出すというユニークな機構を備え、ディスプレーのノッチをなくしてベゼルを極限まで減らした「FIND X」という端末を6月に海外で発売している。今後2機種が追加されるとのことで、FIND Xの国内投入が期待されるところだ。

 日本市場でのラインアップ拡大を打ち出したオッポが今後問われるのは、ブランドの確立であろう。現状、日本におけるオッポの知名度は決して高いとは言えない。体制が整うであろう今後は、同社の製品を手に取ってもらい、ユーザーからの信頼を獲得していく取り組みが求められる。

 同じ中国のファーウェイも、日本のスマートフォン市場で存在感を強め、キャリアからの支持を得るまでには長い時間を費やした。世界第4位のメーカーとはいえ、新興のオッポが日本市場で実績に作るには、息の長い取り組みが必要なことは確かだ。