フラッグシップの「P20」はSIMフリーで

 またファーウェイは、スマートフォン端末のフラッグシップモデル「P」シリーズの新機種「P20」を、3月27日にフランスのパリで発表するという。Pシリーズは日本でも人気の高い機種だが、呉氏によれば「P20は、P10の後継機種として引き続きSIMフリー市場向けに出していく」とのことだ。

 では、キャリア向けは今後もnova 2のようなミドルクラスのモデルを展開していくのかと呉氏に尋ねたところ、「それができればいいと思っている。今はnova 2を販売しているが、それを継続していきたい」と答えが返ってきた。キャリア向けは当面、ミドルクラスで実績を積み上げていく考えのようだ。

 呉氏は今後の日本のスマートフォン市場に関して、「SIMフリー市場には少し変化が生じ、これまで2万円から3万円くらいが売れ筋だったが、それが2万5000円から4万円くらいに上がるだろう」と話している。その理由は、縦横比が18:9と縦長で画面占有率が高いスマートフォンが主流となることで、製造価格が上がるためだ。ファーウェイが昨年末に4万円台の「HUAWEI Mate10 lite」などを投入したのは、そうした状況を見越して、ミドルクラスの価格の幅を広げる戦略に出ているからだといえる。

ファーウェイはPシリーズの新機種「HUAWEI P20」を3月27日、パリで発表する。写真は2月25日のファーウェイ新製品発表会より
ファーウェイはPシリーズの新機種「HUAWEI P20」を3月27日、パリで発表する。写真は2月25日のファーウェイ新製品発表会より
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