品種の違う10銘柄がエントリー

 2015年11月9日に開催された米のヒット甲子園2015 味覚官能審査にエントリーしたのは、以下の10銘柄。うまく品種が分かれた格好だ。

北海道……ななつぼし
北海道……ふっくりんこ
北海道……ゆめぴりか
青 森……青天の霹靂
秋 田……あきたこまち
栃 木……なすひかり
岐 阜……コシヒカリ
鳥 取……きぬむすめ
島 根……つや姫
香 川……おいでまい

 昨年「米のヒット甲子園2014」から2年連続出場となったのは「あきたこまち」「きぬむすめ」「ななつぼし」「ゆめぴりか」の4銘柄。「ななつぼし」は昨年のヒット甲子園の受賞米である。「つや姫」「コシヒカリ」も昨年出場していたが、今年はそれぞれ産地が異なる。初エントリーは「おいでまい」「ふっくりんこ」「なすひかり」「青天の霹靂」の4品種。初参戦組では青森初の特A米として話題の「青天の霹靂」に注目したい。

【審査概要】
 審査は同時に10銘柄を食べ比べるのではなく、3グループに分け3~4銘柄ずつ行った。第1グループは「あきたこまち」「きぬむすめ」「ななつぼし」、第2グループは「おいでまい」「ふっくりんこ」「コシヒカリ」、第3グループは「ゆめぴりか」「なすひかり」「つや姫」「青天の霹靂」。2015年度産の新潟県産「コシヒカリ」を基準米とし、品種名を伏せた状態で7人の審査委員に「硬さ」と「粘り」を評価してもらった。

 審査時間は1グループあたり10分間。基準米を「5」とし、10段階で硬さを横軸、粘り(もっちり/あっさり)を縦軸にとり、「硬くてあっさり」は親子丼に合うお米、「硬くてもっちり」はカレーに合うお米、「柔らかくてあっさり」はおにぎりに合うお米、「柔らかくてもっちり」はメンチカツに合うとして、4つに分類した。

 お米によって水分量が違い、炊くときの水加減、火加減によって炊きあがりが異なる。産地から玄米を取り寄せ、公平を期すため精米、洗米、炊飯を同条件で行った。

 洗米は、研ぐ人によるばらつきを抑えるため、洗米機を使用した。あらかじめ決めた速度で同回数ハンドルを回し、3回洗米、4回すすぎを行った。洗米時に使用する水の量と種類(浄水/水道水)まで統一した。
発表! 米のヒット甲子園が選んだ「今一番食べてほしいお米」~白熱の審査会をレポート(画像)
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洗米は洗米機を使用。水の量も正確に計った
 炊くときの水加減は、品種により洗米時の吸水量が違うことを考慮し、事前テストにより加水量を660gに設定。洗米前に重量を計り、洗米後にはプラス660gになるよう加水し、条件をそろえた。

 炊飯に使用したのは、象印マホービンの最新圧力IH炊飯ジャー「南部鉄器 極め羽釜」。グループごとに洗米、炊飯のタイミングを合わせ、「白米」「ふつう」モードで約60分かけて炊きあげ、炊飯が終わったらしゃもじを立て4等分に切り、鍋肌に沿ってほぐしてからおひつに移した。布巾をかけ20分放熱してから審査した。
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「白米」「ふつう」モードで約60分かけて炊きあげた。炊飯には象印マホービンの最新圧力IH炊飯ジャー「南部鉄器 極め羽釜」を使用した