社員が結果を出すための環境作りを重視

――現在、C CHANNELはどれくらいの規模で運営しているのでしょう?

森川氏:全体で16人ですね。あまり人を増やすと、人同士が線引きて気を使いあってしまいますし、“情報交換”“検討”などの名目で無駄な仕事を増やそうとする人がでてきますから、そこは注意しないといけないと思っています。

早朝のC Channel社内。とてもシンプルで黄色の椅子や柱が印象的。席は特に決まっていないという
早朝のC Channel社内。とてもシンプルで黄色の椅子や柱が印象的。席は特に決まっていないという
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 実はC Channelには部署も役職も置いていません。マネージャーがいるとそこに頼ってしまう人が増えて成長につながらなくなりますし、そもそもマネージャー自身の負担が大きくなってしまうのが問題です。全員がフラットな立場に置かれれば、結果に個人差が出てきます。できない人はそのことに向かい合う必要がある。それが個々の成長へとつながっていくのではないでしょうか。

――個々の社員が結果を出すためにどのような取り組みをしていますか?

森川氏:結果を出すには個々が考えるしかないと思いますが、いくら頑張っても結果が出ない場合はどこかに問題がある。仕事の結果さえ見ていれば、結果が出ていなければ何か問題あることがすぐ分かりますから、結果を出すためにはどうしたらいいか、自分で考えられるようやり方を変えることを促すようにしています。

 例えば疲れてしまう人の特徴は、仕事を全部抱え込んでしまうことです。余計なことを抱えすぎないよう、無駄なものを捨てさせることが重要になります。仕事を減らすのには勇気がいるかもしれませんが、結果が出ないよりは、仕事を減らして1つでも結果を出してもらった方がいいのです。

――では、マネージャーが担当するような業務はどうしているのでしょう?

森川氏:現状、そうした業務は僕がやっていますね。こうした取り組みの中から、自主的に何かをやりたい人が手を上げて、リーダーが自然と生まれてくると思っています。

C Channelの森川亮氏が実践する、イノベーションを起こす会社経営とは(画像)
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(文/佐野正弘、写真/武田光司)

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