優秀な人材が集まってくる理由

――従来と比べ、会社の経営スタイルは変化していますか?

森川氏: 似ている部分もあるとは思いますが、重視しているのはルールや管理をなくして仕事に集中できる環境を作ることですね。C Channelには会議もレポートもありませんし、朝に必ず出勤しなくてはいけない訳でもない。その代わり、仕事で結果を出してもらうことを重視しており、結果以外にはこだわらないようにしています。

――会議もしないとのことですが、社員同士の情報交換に不安を抱くことはないのでしょうか。

森川氏: 会議をしないのは、会社に来る人が仕事だと思っていることが多いからです。会議して愚痴を言いあって終わりという人をなくすことが、大きな目的ですね。

 それよりも、いかにアウトプットを出す仕事ができるかが重要です。結果志向で、自分で考え行動するためのきっかけを作らなくてはいけませんし、会議をするとそのきっかけが作りにくくなると感じています。

――C Channelには、元日本テレビの三枝孝臣氏や、「GLAMOROUS」など多くの女性誌を手掛けた軍地彩弓氏などが参画しています。優秀な人材がそろってくる理由はどこにあるのでしょう?

森川氏: 優秀な人かどうかは、当たり前のことをできるかどうかです。色々な会社を経験した中で、一番まずいと感じたのは、解決するべき課題ではないことに時間を費やしてしまうこと。本来課題を解決しなければいけないのに、それをなぜやらないのかが曖昧なまま、どうでもいい仕事が増えていく会社が意外と多いのです。

 優秀な人ほどそうした課題と日々向き合っていますから、そうした人材が集まるには、課題を明確にすることが重要じゃないかと思っています。C CHANNELの場合ですと、日本の課題がいくつかあって、その課題を解決するために全力で取り組んでおり、共感するなら一緒にやりましょうと。それだけのことなんです。

C Channelの森川亮氏が実践する、イノベーションを起こす会社経営とは(画像)
[画像のクリックで拡大表示]