この記事は「日経トレンディ」2016年12月号(2016年11月4日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。
9月にドイツで開催されたカメラの総合見本市「フォトキナ2016」で注目を集めたのが、ドイツのカメラメーカー、ライカが手がけるインスタントカメラ「ライカ ゾフォート」だ。11月、いよいよ日本で発売される。
デジカメの普及により一度は衰退したインスタントカメラ。しかし、フィルムならではのボケ感やプリントを待つ間のわくわく感は、若者には新鮮だ。富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」の人気が世界的に高まっており、ライカはここに目を付けた。
ライカカメラジャパン「ライカ ゾフォート」
●予想実売価格/3万2000円(税別)
●サイズ・重さ/幅124×高さ94×奥行き58mm・約305g(バッテリー、フィルム除く)
●絞り/f12.7
●焦点距離(35mmフィルム換算)/34mm
●撮影距離/0.3~0.6m(接写モード)、0.6~3m(標準)、3m以上(遠景)
●対応フィルム/ISO800
●サイズ・重さ/幅124×高さ94×奥行き58mm・約305g(バッテリー、フィルム除く)
●絞り/f12.7
●焦点距離(35mmフィルム換算)/34mm
●撮影距離/0.3~0.6m(接写モード)、0.6~3m(標準)、3m以上(遠景)
●対応フィルム/ISO800
ライカ ゾフォートは、チェキと同じフィルム規格「instax」を採用。「富士フイルムとの技術提携品で、中核となる技術は同社のもの。ただし、ライカ独自の要件を満たすように、仕様を改良している」(ライカカメラジャパン)とする。一方、外観デザインはライカ独自のもの。高級感はないものの、女性向けのかわいいデザインが多いチェキとは異なり、男性が持っても違和感はない。