お値段も2370万円とスーパーカー級

 最新素材や最先端の生産技術を積極的に採用したのもポイント。車体はアルミやカーボンなどを組み合わせたことで、高い剛性と軽さを両立させたとうたう。NSXのプロトタイプに試乗した自動車ジャーナリストの松下宏氏は、「エンジンとモーターを組み合わせた加速は他と比べても別次元のもの。独自技術で新しい走りの提案をしている点にホンダらしさを感じた」と語る。

 走行性能が高いだけでなく、価格も2370万円と超高額。初代の800万円台と比べてもスーパーカー級になり、多くの人にとっては背伸びしても手の届かない存在になってしまった。だが、ホンダが持つ先端技術の結晶であり、F1にも再参入した同社のイメージリーダーの役割を果たすと考えれば納得がいく。NSXの開発で培われた技術が、将来のホンダ車に生かされる可能性も高いだろう。

デザインは力強さと軽さをイメージ。空気抵抗の低さも併せ持つという
デザインは力強さと軽さをイメージ。空気抵抗の低さも併せ持つという
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LEDを採用したことでヘッドライトは薄型に。ロービーム時には外側4個のLEDが点灯する
LEDを採用したことでヘッドライトは薄型に。ロービーム時には外側4個のLEDが点灯する
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スポーツカーらしく着座位置が低いものの、十分な視界を確保
スポーツカーらしく着座位置が低いものの、十分な視界を確保
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シフト操作はスイッチ式なのでレバーがない
シフト操作はスイッチ式なのでレバーがない
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(文/日経トレンディ編集部)