この記事は「日経トレンディ」2016年7月号(2016年6月3日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

 ウエアラブル機器の出荷台数で世界トップを走るフィットビットが、“アップルウォッチの対抗馬”となる腕時計型端末を投入した。

 「Fitbit Blaze」の最大の特徴は、フィットネスや健康管理機能に特化している点だ。本体背面のセンサーでリアルタイムに脈拍(心拍)を計測し、消費カロリーや運動レベルを記録。ランニングやサイクリングといった特定のエクササイズの種類を動きなどを基に自動で判別したり、睡眠時に自動で眠りの質をモニターするモードへ移行できたりと、アップルウォッチにはない機能もある。

 さらにBlazeは、1度の充電で5日間使えるとうたう。毎日充電が必要といわれるアップルウォッチに比べ、バッテリーの持ちは期待できそうだ。

フィットビット・ジャパン「Fitbit Blaze」
実勢価格/2万8940円(税込み)
連続動作時間/5日間
ワイヤレス接続/Bluetooth 4.0
バンドサイズ/140~170mm(Small)、170~206mm(Large)

バンドの長さが異なる2パターンをラインアップ。標準バンドの他、レザーやメタルのタイプも用意
バンドの長さが異なる2パターンをラインアップ。標準バンドの他、レザーやメタルのタイプも用意
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「5日間駆動」をうたう高機能ヘルスケアウォッチ(画像)
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本体背面には、光学センサーを使った脈拍計(心拍計)を備える
本体背面には、光学センサーを使った脈拍計(心拍計)を備える
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フレームはアルミ製で、簡単に取り外しが可能
フレームはアルミ製で、簡単に取り外しが可能
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フィットネスギアとして注意点も

 スマートウォッチとしての機能も充実する。タッチ操作ができるカラー液晶を備え、iPhoneやアンドロイド端末などとブルートゥースで連係して電話やメッセージの着信、カレンダー機能の通知などに対応。アプリの追加はできないが、ウォッチフェースの変更は可能だ。

 ただ、フィットネスギアとして考えると注意点もある。GPSを本体に備えておらず、位置情報を記録するには、スマホと連係してGPSの情報を取得しなければならないのだ。ランニングの走行ログを取る際などにはスマホを携行する必要があるため、ランニングでの活用を重視するならエプソンの「WristableGPS」などのように、GPSを内蔵したタイプを選んだほうがいいだろう。

 実勢価格は2万8940円(税込み)と、高機能なスマートウォッチとしては手頃なのは魅力。生活防水機能を備え、フレームやベルトも選べるので、スポーツやビジネスなどさまざまなシーンで身に着けられる。日々の活動からエクササイズ、さらには睡眠まで、ライフログをまとめて取りたいなら有力な候補だ。


注)バッテリーの持ちは、利用条件によって変わる
「5日間駆動」をうたう高機能ヘルスケアウォッチ(画像)
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「5日間駆動」をうたう高機能ヘルスケアウォッチ(画像)
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「5日間駆動」をうたう高機能ヘルスケアウォッチ(画像)
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タッチ液晶の操作性は良好。歩数などを表示(上左画面)する他、ワークアウトのコーチング(上中画面)やストップウォッチ(上右画面)の機能もある。アプリの追加には非対応
脈拍(心拍)の計測機能を省いた小型のモデル「Fitbit Alta」も発売
脈拍(心拍)の計測機能を省いた小型のモデル「Fitbit Alta」も発売
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(文/日経トレンディ編集部)