この記事は「日経トレンディ」2016年6月号(2016年5月2日発売)からの先出し記事です。内容は基本的に発売日時点のものとなります

 タカラトミーの家庭用ロボットシリーズ「オムニボット」から、新機軸の猫型ロボットが発売された。「Hello! Woonyan(ハロー! ウ~ニャン)」は、猫特有の自由奔放さを再現。人から離れてどこかへ行ってしまったかと思えば、突然甘えてきたり、放っておくと勝手に眠ってしまったりと、予測できない動きをするのが特徴だ。

 頭と頰にタッチセンサーを備え、スキンシップも楽しめる。頭や頰をなでるとゴロゴロと喉を鳴らす姿は、猫そのもの。しばらくなでると「甘えん坊モード」になり、「アイラブユー」と鳴く他、なで方によっては嫌がるそぶりを見せるなど非常に“芸達者”だ。「従順な犬とは異なり、猫の気ままな動きを盛り込んでいる」(タカラトミー)という。

甘えたり、じゃれたりもできる! “進化系”猫ロボット(画像)
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頭や耳をなでると、ゴロゴロと喉を鳴らす。目の色で感情も表現
頭や耳をなでると、ゴロゴロと喉を鳴らす。目の色で感情も表現
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背中のボタンを押すと、芸を披露する。尻尾は柔らかい素材でできており、顔に連動して動く仕組み
背中のボタンを押すと、芸を披露する。尻尾は柔らかい素材でできており、顔に連動して動く仕組み
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実際の猫にはできないような“芸”も

 また、目には赤外線センサーを備える。顔の前に手をかざすと動きを検知し、「じゃれモード」に移行。手を追いかけてきたり、はしゃいで動き回ったりする。付属の「じゃれボール」を使えば、猫じゃらしで遊ぶように楽しむことも可能だ。コントローラーで動かすタイプではないため、ウ~ニャンを操ることはできないが、動きに翻弄されるうちに愛着が湧く。

 脚の先がタイヤになっており、動きは素早い。前進や後退の他、回転や飛びかかるような動きにも対応。伏せをしたり、伸びをしたりと、猫特有の動きも再現する。

 さらに、実際の猫にはできないような“芸”も仕込まれている。背中のボタンを押すと、12種の得意技を順番に披露。例えば、歌を歌ったり、後ろ脚でジャンプしたり、犬のまねをしてほえる機能まであるのだ。

 15年以降、「ネコノミクス」という言葉が生まれ、空前の猫ブームが到来している。関連グッズの経済効果は、年間2兆円ともいわれるほど。リアルな猫を飼えない人でも、ウ~ニャンなら猫らしさを手軽に楽しめるとあって、子供だけでなく大人にも受けそうだ。

タカラトミー「Hello! Woonyan」
実勢価格/1万8000円(税別)
サイズ/幅175×高さ240×奥行き290mm
バッテリー/充電式

目のセンサーで動きを捉える
目のセンサーで動きを捉える
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付属のボールを目で追う他、じゃれる動きも
付属のボールを目で追う他、じゃれる動きも
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USBケーブルで充電。内蔵バッテリーで20~30分程度は動くという
USBケーブルで充電。内蔵バッテリーで20~30分程度は動くという
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(文/日経トレンディ編集部)