茶葉はパックで販売する
ピコブリューのビールマシンと同様、テフォリアも専用の茶葉で利益を出すビジネスモデルを描いている。例えば緑茶のパックは、微量の抹茶も混ぜることで、水出しでも素早く深い味わいが出るようになっている。パックは紅茶から中国茶まで、幅広い種類を用意する。
熱湯での抽出の場合は、温度を変えた湯で複数回にわたって抽出することで、茶葉が本来持っている複数の味わいを引き出せるという。また、茶葉によって水に混ぜる空気の量を変える機能もある。
初回出荷分はすでに完売しており、秋までに市販モデルの出荷を目指している。価格は1299ドルを予定。日本でも受けそうな製品だが、当面は米国市場に集中する計画だという。
(文/有我武紘=日経トレンディ)