背面の仕上げが素敵すぎる

 Pixel 3 XLのデザインで特徴的なのが背面のガラス仕上げだ。カラーは黒、白、ピンクの3色があり、僕が借りたのは「Clearly White」だ。最近のガラスボディーのスマホは、ガラスの裏面から塗装したり、金属フィルムを蒸着することでキラキラとしたミラー仕上げになっているものが多い。iPhoneも裏から色を付けた透明感のある光沢仕上げだ。これらの仕上げはとても美しいのだが、似たコンセプトの製品が多いのでちょっと見慣れた感があった。

 ところが、Pixel 3 XLは色付きのガラスを美しく磨き上げ、一部をエッチング加工にしている。部分的に擦りガラスのような仕上げだ。黒やピンクもいいが、白はまるで陶器のような印象でじっと見ていたくなる。さらっとした手触りも魅力的だ。陶器の釉薬が掛かっていない部分が少しざらついているような感触と言おうか。何度も指先で触れ、感激を味わった。

 デザインのアクセントになっている電源ボタンのグリーンには、見た瞬間にハッとした。米国のガラス食器メーカー「ファイヤーキング」の食器に使われているグリーンのようだと思ったからだ。これはなんとも素敵じゃないいか!

 一方で、ちょっと気に入らないところもある。本体の側面はアルミのフレームにコーティングを施し、背面のガラスの光沢部分と連なるようなデザインにしているのだが、僕が手にした端末はガラスと金属の組み込みの隙間が均一ではなかったのだ。左側の隙間が大きく、右側が狭い。ガラスは金属に比べると歩留まりが悪く、こういうことが起こりがちだ。だから、iPhoneは隙間が空かないようにパーツのサイズをミクロ単位で計測してマッチングさせているという。

 たまたま手にした製品の隙間が大きかっただけかもしれないし、そもそも細かなことを言い過ぎだとは承知している。だが、僕としては10万円クラスの製品なら細部までしっかり作って欲しいと思うのだ。カラーを選ぶときは、黒にしたほうが隙間のバラつきも気にならないかもしれない。

ガラスパネルの仕上げが素敵。白は陶器のような印象だ
ガラスパネルの仕上げが素敵。白は陶器のような印象だ
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ツヤの有無をうまく使い分けている。写真では分かりにくいが、本体上部と側面はツヤありだ
ツヤの有無をうまく使い分けている。写真では分かりにくいが、本体上部と側面はツヤありだ
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ツヤの有無をうまく使い分けている。写真では分かりにくいが、本体上部と側面はツヤありだ
ツヤの有無をうまく使い分けている。写真では分かりにくいが、本体上部と側面はツヤありだ
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こちらはパネルとフレームの隙間がほとんどない
こちらはパネルとフレームの隙間がほとんどない
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ところが反対側は隙間がやや大きい
ところが反対側は隙間がやや大きい
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