日経クロストレンド・ミートアップは7月8日19~20時、ワークマン専務の土屋哲雄氏によるオンラインセミナーを有料会員限定でライブ配信します。タイトルは「コロナ禍でも増収!『ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか』」。現在、このページで事前登録を受付中です。
オンラインセミナーは7月8日19時スタート
新型コロナウイルスにより世界は一変しました。外出自粛の長期化により、数多の企業が経営破綻を余儀なくされました。アパレル業界も例外ではありません。しかし、この国難とも言える状況下で、大きく気を吐いているのがワークマンです。2020年3月まで既存店売上高は17カ月連続で前年比2桁増。2020年5月にいたっては同19.4%増と驚異的な伸びを刻みました。
ワークマンがスポットライトを浴びたのは、18年9月のことでした。東京都立川市のショッピングモール「ららぽーと立川立飛」に新業態「ワークマンプラス」を開業。これが想定を大幅に上回る大ヒットを記録し、全国的な知名度を獲得しました。それは、アパレル史上に残る革命と言ってもいい出来事でした。既存店からカジュアルなPB(プライベートブランド)を切り出し、売り場の見せ方を変えるだけで、売上高を既存店平均の2倍へと倍増させたのです。
その後の勢いは圧巻でした。消費増税も、観測史上最高の暖冬も、そして新型コロナ禍も、すべて跳ねのけて高成長を持続。特筆すべきは、このヒットは偶然ではなく、必然だったということです。仕掛け人である土屋氏は、入念な準備を経てワークマンプラスを世に放ちました。そして、もちろん、ワークマンプラスの先も見据えています。土屋氏は、いち早くコロナ後の未来を読み解きました。結果として見えてきたのは、ワークマンはこれからさらに伸びるというシナリオです。
ワークマンはなぜ強いのか、そしてなぜこれから伸びると言い切れるのか。その理由は、6月29日に全国発売される、ワークマン初のビジネス書『 ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか(Amazonで購入する)』(酒井大輔著、日経BP)で詳述しました。
本セミナーは、この書籍の中身を踏まえたうえで、ワークマン躍進の裏側からアフターコロナの戦略、成果を出す組織づくりの極意まで、ワークマンの“参謀”である土屋氏を招いて、時間の許す限り詳しく語っていただきます。書籍を読んでからセミナーにご参加いただけると、よりいっそう楽しめる内容となっております。
セミナー中に質問を募集し、土屋専務がライブで答えるコーナーも設けます(時間の都合上、すべての質問にお答えできない場合があります)。たくさんのご参加、お待ちしております。
【登壇者】
ワークマン専務取締役

東京大学経済学部卒。三井物産入社後、海外留学を経て、三井物産デジタル社長に就任。企業内ベンチャーとして電子機器製品を開発し大ヒット。本社経営企画室次長、エレクトロニクス製品開発部長、上海広電三井物貿有限公司総経理、三井情報取締役を経てワークマンに入社。プロ顧客をターゲットとする作業服専門店に「データ経営」を持ち込んで社内を改革。一般客向けに企画したアウトドアウェア新業態店「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」が大ヒットし、「マーケター・オブ・ザ・イヤー2019」大賞を受賞するなど、注目されている。2019年6月、専務取締役経営企画部・開発本部・情報システム部・ロジスティクス部担当(現任)に就任。
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