ワークマンがデータ活用で描く新業態戦略 第2回/全3回

ワークマンのヒットを生み出すデータ経営2

データ経営でヒット店舗や商品を生み出すワークマン。今回はその「価格」の秘密や「店舗」の戦略、方針について、具体的に同社の専務取締役、土屋哲雄氏が解説します。
再生時間:16分
ワークマンのヒットを生み出すデータ経営2

*このテキストは講演での発言を、文字起こししたものです。理解する参考情報としてご覧ください。

アウトドアウエア市場への参入

 客層拡大、ちょうど1000億円の1000店舗で3~4年後に飽和に達するというんで、準備をしていたんですが、アウトドアウエアとワークウエアというのは、屋外で着ますし、寒さ対策、暑さ対策がすべてありますし、しっかりつくってあると。縫製がしっかりしているとか、似たようなのが非常に多いんですよね。それでいろいろマーケティングをして、しっかり調査をしたら結論はこうだったんです。ワークマンが行くのはいいけど、苦節10年ですよと。なぜならば、高級ブランドと普及ブランドのブランド品しかありませんと。しかもブランドメーカーが寡占していますと。こっちのブランドもけっこう高くて、こっちはめちゃめちゃ高いと。ブランドがないと参入は難しいというふうな調査結果でした。これが最終的には業界の常識のうそとわかったんですけど、当初はこれを信じて、苦節10年かなと思っていまして、それでも耐えられるようにまずは事業としてじゃなくて、広告宣伝費で店をつくろうというんで、ワークマンプラスの1号店をつくりました。

 取りあえず、この辺の認知が低いと、要するに購入対象に入んないんだと、購入対象外であると。ブランドができるまで、イメージができるまでは売れないというふうに思っていました、みんなが言っているんで。人の意見をすぐ信じてやっちゃうのがいけないんですけど、やっていくうちにわかったんですが、やっているうちにわかったと言っても、開店の2~3日前にわかったんで、あまりちょっと、too lateだったんですけど、実際のマーケットは、こうでした。

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第1回 ワークマンのヒットを生み出すデータ経営1
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ワークマンがデータ活用で描く新業態戦略
  • 全3回

ワークマンがデータ活用で描く新業態戦略

個人向け作業服市場で圧倒的なシェアを持つワークマン。新業態を成功させるために「データ」で経営できる体制を作り、ヒットをつくりだした。その方針や体制はどういうものだったのか?その秘密を同社の専務取締役、土屋哲雄氏が解説します。

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土屋 哲雄

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