

【AIはマーケターの仕事をどこまでできるか(前編)】
富永:最初に、マーケティングのスパンの話ですが、再定義と書いてあります。不用意にマーケティングを定義してはいけないのです。この話は、マーケティングは、だいたい、こんなことだという整理ぐらいに思っていただきたいんですけれども、だいたい、世の中のマーケティング部というところがしている仕事は、だいたい、こんな感じということを、ばっくり乱暴に分類してみたのが、こちらの表です。
上から順番に、マーケティングコミュニケーション開発。これは、広告を作ったり、PRと広告を連動させたりして、見込み客の気持ちを変えたり、態度を変えたりという、そういう仕事です。Bが商品開発です。商品そのものの企画をして、世の中にローンチしていくといった仕事です。3つ目のCが、このマーケティングコミュニケーションを通じたり、商品そのものを通じたブランド開発です。それと、一回ブランドを構築したものを、なるべく、いい状態で保っておくためのブランドマネジメントがあると思います。Dです。4つ目。これは、自社の製品を、いかに流通に乗せていくか、流通で棚を取るかといった、いわゆる、トレードマーケティングといった分野です。Eです。これは、最近、流通のみならず、メーカーでも自社サイトで商品を売るということをやっていると思いますけれども、そういったEコマース、ECの売り上げの最適化とか最大化といった話。最後にF、今までお話ししてきたようなA~Eのベースになる知識、それからインサイトを獲得するための調査や分析といったようなことになります。そんなに違和感はないのではないかと思うんですけれども、次のページから、それぞれについて軽く触れていきたいと思います。盛り上がっていますか。
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