昼食市場に異変が起こっている。弁当やおにぎりに加え、“レンチン”だけで出来たて感を演出する「レンジアップ惣菜」が人気を集めている。また、割高と思われていたコンビニの冷凍食品に手ごろな価格帯が登場したことで2倍以上の売れ行きを見せているという。ローソンの注目どころは、ランチにも適した食品系のヒットだ。

惣菜コーナーでヒットしているのが新商品の「クリーミー胡麻ホットサラダ」(税込み399円)と「キーマカレーホットサラダ」(税込み399円)だ。電子レンジで温めた野菜を濃い目の味付けのソースで和えて食べるホットサラダは、「肌寒さを感じると温かいものが食べたくなる」という消費者ニーズを捉えた。レンチンにより野菜がスチームされた状態になるホットサラダは低カロリーなのに食べ応えがあり、一食完結型のサラダとして昼食需要も増えているという。

レンジアップ惣菜は連日欠品する人気
ホットサラダのように、電子レンジで加熱することで通常の惣菜より本格的なおいしさと出来立て感がアップするレンジアップ惣菜は、2017年に一部店舗で販売を開始した成城石井が先駆け的存在として知られている。その後、食品スーパー各社やコンビニでも新商品の発売が相次ぎ、ローソンでも連日売り切れるほどの盛り上がりを見せている。


ご飯やパスタで人気なのは、「本気のチーズ!チーズ&チーズリゾット」(税込み480円)、「本気のチーズ!4種のチーズ使用とろ~り焼チーズパスタ」(税込み498円)、「7種のチーズグラタン」(税込み398円)などチーズをふんだんに使用した商品だ。なかでもリゾットの売り上げが急伸しているという。「レンジで温めることで濃厚な風味が広がるチーズ系の商品は、連日欠品するほどの人気」(ローソンTOC大崎店店長の越智かほる子氏)。とろけるチーズのフォトジェニックなビジュアルがSNS映えすることからネットでも話題になっている。
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