コーセーは2023年5月16日、メイクアップブランド「ヴィセ」から新しい口紅「ヴィセ ネンマクフェイク ルージュ」を発売する。政府により、3月13日以降はマスクの着用が個人判断になり、5月8日からは新型コロナの感染症法上の分類が「5類」へ移行する。そこでブランド横断のキャンペーンを開始。さらに、マスクの有無にかかわらず、ツヤと色が長時間持続する新発想の口紅を投入する。

左から、「ヴィセ ネンマクフェイク ルージュ」の「うさぎの恋人」(PK850)、「わがままな肉球」(PK851)、「海星(ヒトデ)の恋心」(OR250)、「チェリーの自惚れ」(RO650)、「林檎の口づけ」(BR350)、「金魚の恥らい」(RD450)。ヴィセはブランドのキーワードの1つとして「色気」を掲げており、それぞれの色名でも色気を意識した。発売は2023年5月16日で、想定価格は各1540円(全6色/税込み)。コーセーは新製品の投入で、リップ全体の売り上げを前年同期間の3倍にしたいという
左から、「ヴィセ ネンマクフェイク ルージュ」の「うさぎの恋人」(PK850)、「わがままな肉球」(PK851)、「海星(ヒトデ)の恋心」(OR250)、「チェリーの自惚れ」(RO650)、「林檎の口づけ」(BR350)、「金魚の恥らい」(RD450)。ヴィセはブランドのキーワードの1つとして「色気」を掲げており、それぞれの色名でも色気を意識した。発売は2023年5月16日で、想定価格は各1540円(全6色/税込み)。コーセーは新製品の投入で、リップ全体の売り上げを前年同期間の3倍にしたいという

 コーセーはブランド横断のキャンペーン「唇を、裸にしない。」は2023年3月10日から展開中。今後もしばらくは、日々の状況に応じてマスクを使う人が大半と考え、マスクを着けていても外していても楽しめるリップメークを提案する。

 今回の新製品「ヴィセ ネンマクフェイク ルージュ」の開発におけるポイントは2つあった。

マスクを外す機会の増加を念頭に

 リップメークには、マットやツヤ、シアーなどさまざまな質感のタイプがある。マットは、その名の通り光沢がなく端正な印象。ツヤは、光沢とうるおいがあり華やか。シアーは、透明感があり素肌の色を生かす。コロナ禍では、マスクに付着しづらいマットが人気だったが、マスクを外す機会が増え、気持ちも開放的になったことで、ツヤやシアーの需要が再び増加したという。

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