2022年12月にオープンした「星野リゾート リゾナーレ大阪」(大阪市)は、64の客室があるリゾートホテル。「ハイアット リージェンシー 大阪」の一部をリノベーションし、2つのブランドが共存する、星野リゾート初のコラボレーションホテルとして開業した。子供たちが「創造力を遊びこむ」場として、「アトリエルーム」と呼ばれる客室に加え、最上階の28階には子供たちのための広い「アトリエ」を設けている。
「星野リゾート リゾナーレ大阪」(以下、リゾナーレ大阪)は、星野リゾートが運営する「リゾナーレ」の国内6拠点目。西日本初進出のリゾナーレブランドのホテルだ。
リゾナーレは、その土地の特性を生かした空間デザインの客室や、その土地ならではのアクティビティーの提供を特徴にしている。
例えば、北海道にある「星野リゾート リゾナーレトマム」では、「雲海テラス」で雲海や大自然の絶景を楽しめる。「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」では森の中で乗馬体験を、「星野リゾート リゾナーレ小浜島」では近くの「幻の島」に上陸できるシュノーケルツアーを用意している。
子供向け客室とアクティビティー
大阪港の南港エリアにあるリゾナーレ大阪は、「創造力を遊びこむ」を客室やアクティビティーのコンセプトに掲げている。客室は、壁のホワイトボードや窓に自由に絵を描ける22室の「アトリエルーム」や、室内にネットを張り巡らせた「ごろごろネット」を設置した2室の「アトリエルーム デラックス」など、子供たちが思いのままに遊ぶことができる空間を用意した。
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