一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA、東京・千代田)による「オートカラーアウォード(ACA)2022」で、ノミネートされた10社13車種のカラーデザインの中から、ダイハツ工業「ハイゼットトラック」がグランプリに輝いた。また、本田技術研究所の二輪車「HAWK11」が特別賞に選ばれた。
ACAは毎年優れたカラーデザインのモビリティーを顕彰するもので、1998年度から始まり、2022年度で24回目を迎える。今回(2022年12月13、14日開催)は10社から13車種のカラーデザインをノミネートした。
審査はJAFCAの自動車色彩分科会審査委員12人と、ACA審査委員のQurz Inc.(東京・渋谷)代表でデザイナーの島村卓実氏、グッドアイデア(東京・世田谷)社長の松田朋春氏、JAFCA クリエイティブディレクターの大澤かほる氏の3人によって行われた。
グランプリを受賞したダイハツ工業の「ハイゼットトラック」のテーマは、「CMF(カラー、マテリアル、フィニッッシュ)の力で“はたらく”をもっと楽しく、快適に!」だった。“仕事の相棒”として一番近い存在となるよう、顧客の生の声を聞いてデザインに生かしたという。
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