ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」などを運営するクリーマ主催の音楽フェスティバル「Creema YAMABIKO FES 2022」が2022年11月5日(土)、6日(日)の2日間、静岡県御殿場市「遊RUNパーク玉穂」で開催された。同フェスは21年に初開催された新しい催事で、クラムボン、スチャダラパー、くるりなど1日6組、2日間で計12組のアーティストが出演。富士山の裾野だけに、ひんやりとした空気や透明感、そして森林に囲まれた広場で見るライブは解放感で満たされている。入場口からすぐの場所にステージが設置されており、雲に遮られなければ広大な富士山が一望できる。ステージに正対してテントゾーンが設けられ、朝からテントやレジャーシートを張って楽しむ家族連れやカップル、友人同士が多く見受けられた。
クリーマは、クリエイターと生活者がオンラインで直接作品を売買できる、アジア最大のグローバルハンドメイドマーケットプレイス「Creema」の運営を主軸としたクリエイターエンパワーメント事業を展開する企業である。企業理念として「まるくて大きな時代をつくろう」を掲げ、みんなが元気に幸せに暮らせる世界の実現を目指している。
“クリエイターズ・ニューマーケット(創作者たちの新しい場所)”を語源に生まれたCreemaは「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで大規模な新しい経済圏をつくろう」をサービスミッションとして掲げ、ウェブとリアルを融合させた事業を行っている。「Creema」がウェブ上でクリエイターの経済圏を拡大させつつある事業である一方、「HandMade In Japan Fes」は日本各地で活動する約3000人のクリエイターが集結する、日本最大級のクリエイターの祭典として2013年から開催されてきたリアルイベントだ。クリーマが音楽フェスを開催した理由には同社社長の丸林耕太郎氏が放つ強烈な情熱とリアルイベントを重ねてきた経験が大きく寄与していると言えそうだ。
この記事は会員限定(無料)です。