インターブランドジャパン(東京・渋谷)は、ブランディング活動を表彰する「Japan Branding Awards」の2022年度受賞ブランドを発表。総合的に特に優れたブランド「Best of the Best」に味の素と丸亀製麺を選出した。

「Japan Branding Awards」2022年度授賞式の様子
「Japan Branding Awards」2022年度授賞式の様子

 Japan Branding Awardsは優れたブランディング活動を実行している組織(企業・団体、事業、製品・サービス)を表彰し、ブランド戦略を展開する企業・団体のさらなる成長を支援する目的で創設されたもの。「企業がビジネスを成功に導く鍵は技術やサービス、商品の力だけでなく、それらを通じていかにブランドの価値を構築できるかにある。ブランディング=広告・宣伝活動ではなく、ブランドの提供価値やその活動の重要性を組織全体が理解した上で、一体となって活動していくことが強いブランドを確立する要諦であり、中長期的なビジネス成長につながる」(インターブランド)という。

 過去3年間の活動(2019年4月~22年6月)を対象に、ブランド戦略・体験基盤の構築からクリエイティブ開発、コミュニケーション活動を含むマーケティング活動全般にわたる視点から、それぞれの活動が有機的に結びつき、効果を生み出すことに貢献しているかを複合的に分析・評価し、10ブランドを選出した。結果は以下の通り。

Best of the Best(受賞ブランドの中で、総合的に特に優れた取り組み)
  • 味の素(味の素)
  • 丸亀製麺(丸亀製麺)

Rising Stars(ブランディングを通じて著しい成長を収め、卓越したオリジナリティーのある取り組み)
  • マネーフォワード(マネーフォワード)
  • SANU(Sanu)

Winners(応募ブランドの中で優れた取り組み)
  • アビームコンサルティング(アビームコンサルティング)
  • BOTANIST(I-ne)
  • Fujitsu Uvance(富士通)
  • ガンバ大阪(ガンバ大阪)
  • KATE(花王)
  • ソフィ#NoBagForMe(ユニ・チャーム)

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