空間デザイン領域のクリエイターの団体、一般社団法人日本商環境デザイン協会(JCD、東京・品川)は2022年11月、「プロダクトオブザイヤー2022」を発表した。商空間分野の製品やデザイン技術を対象にしたアワードで、グランプリ1点、準グランプリ2点、サステナブル・プロダクト賞1点を選定した。
応募46製品から1次、2次審査を経て選ばれたグランプリは、電子・電気機器向け部品メーカーの水田製作所(兵庫県明石市)による照明「KIBAN LIGHT SERIES」。同社のプリント基板技術を活用して開発したもので、厚さわずか1.6ミリメートルの薄板に施した銅箔が配線代わりとなり、LEDを点灯させる。シンプルで照明らしからぬ形状が最大の特徴だ。銅箔の経年変化を楽しめる。
審査委員長(JCD理事長)の窪田茂氏は、「ミニマルながら素材の特徴をうまく生かしたプロダクト」と評している。「その完成度はもう一歩という感じではあるが、未来への可能性を強く感じるプロダクトであり、その期待感が今回の受賞につながったのだろう」
この記事は会員限定(無料)です。