エブリノの機能、「芯まで“レジグリ”」では食材の種類、形、量、大きさや使用環境などによるが、ハンバーグやグラタンなら約13分(下ごしらえの時間は含まない)で調理が可能。メニューに合わせた「焼き色」調整もできる。角皿(写真)はマイクロ波を透過する陶磁器(セラミック)製なので、レジグリ機能を最大限に生かせるという

象印社長、自社開発のオーブンレンジを炊飯器に次ぐ柱に

2022年09月13日
  • 象印マホービンが自社開発では初となるオーブンレンジ「EVERINO(エブリノ)」を2022年9月1日に発売した。発表会に登壇した象印マホービンの市川典男社長は、顧客に「象印らしい商品、と認識されるかどうかもこれからの勝負」と話した
  • エブリノは既存のレンジユーザーの「使いこなせていない」不満を解消し、真のニーズに応えられる商品として上市したという
  • エブリノの機能、「芯まで“レジグリ”」では食材の種類、形、量、大きさや使用環境などによるが、ハンバーグやグラタンなら約13分(下ごしらえの時間は含まない)で調理が可能。メニューに合わせた「焼き色」調整もできる。角皿(写真)はマイクロ波を透過する陶磁器(セラミック)製なので、レジグリ機能を最大限に生かせるという
  • ボウルセットを庫内で浮かせた状態で調理することで、食材上部と底部の温めむらを抑えた全方位加熱を実現するという
  • 総庫内容量は26リットル。間口は40.5センチメートルのワイド庫内で、約30センチメートルのパーティー皿や大きめのお弁当の出し入れもしやすい。フラット庫内なので手入れが簡単にできる
  • 本体はコンパクトで、奥行き45センチメートルの一般的なカップボードにも収まるようにしている(幅48.7×奥行き39.9×高さ37センチメートル)。ダブルダイヤル式を採用して操作性を高めた。液晶は白黒反転液晶で見やすい
  • メニュー表示はレンジ下部を引き出すことで確認できるメニューボードを採用
  • デザインについては、「丸みのあるデザインは得意としてきたが、四角い製品はあまり手掛けてきていなかったので、一からトレンドなども調べて、いわゆる家電メーカーとは差別化されたデザインを目指した」と市川社長