2022年8月2日、東京駅近くの複合ビル「TOKYO TORCH」に「アナザー・ジャパン」が開業した。カフェ併設の同店舗は、2カ月ごとに商品を入れ替える地域産品のセレクトショップ。同年10月2日までは九州・沖縄エリアの雑貨や食品など約350点が並び、その後、「北海道・東北」「中部」など、対象エリアと仕入れ商品を替えていく。店舗運営を通じて、18人の現役学生が経営や商売を学ぶ。

オープンから22年10月2日まで、九州・沖縄エリアで仕入れた雑貨や食品など約350点を販売する
オープンから22年10月2日まで、九州・沖縄エリアで仕入れた雑貨や食品など約350点を販売する
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 アナザー・ジャパンは、三菱地所と中川政七商店(奈良市)の共同プロジェクト。約200人から選考を勝ち抜いた学生たちの1期生18人が1年間、店舗運営を担う。1期生は開店までの5カ月間、中川政七商店の代表取締役会長、中川政七氏らの講義を受け、コンセプトなどを決定。その後、仕入れやPR、接客など、店舗運営に関わるあらゆる業務に学生だけで取り組み、商売や経営を実践していく。

学生18人が店舗運営を通じて経営や商売を学ぶ(画像提供/アナザー・ジャパン)
学生18人が店舗運営を通じて経営や商売を学ぶ(画像提供/アナザー・ジャパン)
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自ら足を運び、仕入れ交渉もする

 日本を6エリアに分け、各エリア出身の学生3人がチームで仕入れを担当する。九州・沖縄エリアは、福岡県、長崎県、沖縄県出身の3人が、何度も現地に足を運び、仕入れ交渉まで行った。