どこでも乗り捨てできるシェアリングサービスでは、電動キックボードが様々な場所に放置されている光景が見られる。フランス・パリでは指定スペースの駐車を義務とする規制が始まっている

セグウェイ、道交法改正対応電動キックボード発売でシェア増へ

2022年07月29日
  • セグウェイ、道交法改正対応電動キックボード発売でシェア増へ(画像)
  • 走行状態で長さ1138×幅611×高さ1459ミリメートルのセグウェイ―ナインボット「D-AIR(ディ・エア)」一般販売予定価格11万9000円(税込み)。工具なしでハンドル部分を折りたためる
  • 電動シェアリングサービスの普及が進むオーストリア・ウィーン。走行できる場所は自転車と同じ区分。歩道の走行は禁止で制限速度は時速25キロメートルとなっている(2019年時点)
  • どこでも乗り捨てできるシェアリングサービスでは、電動キックボードが様々な場所に放置されている光景が見られる。フランス・パリでは指定スペースの駐車を義務とする規制が始まっている
  • 「セグウェイ」(左)は停車時に乗車したままの状態で自立できることから、立ち止まって周囲の景色を楽しむ観光用としても使いやすい構造になっているのに対し、スムーズに前進できる電動キックボード(右)はラストワンマイルモビリティーとしての使い勝手に優れる
  • D-AIRは道路交通法一部改正案に対応するため、バックミラー・前後ウインカー、電子ベル(警音器)、ブレーキ、フロントライト、ブレーキ制動灯などが装備されている
  • フロントライトは夜間に前方40メートル先まで照らすことができ、前方と後方側面に反射素材が配され、歩行者・ドライバーからの視認性を向上
  • 時速10キロメートルの「エコモード」、時速15キロメートルの「スタンダードモード」、時速19キロメートルの「スポーツモード」の切り替えも手元で操作可能。専用アプリで走行データを記録できるので、スタート地点に戻る場合も迷わない
  • ぬれた路面でも滑りにくさを考慮したタイヤと、滑りにくく両足を横に並べた状態でも乗車できるステップ部分で、突然の雨でも乗車しやすい
  • オプションの収納ボックスは容量10リットル。着替えや途中で買い物したアイテムなどを入れておく時に便利。座ることで、ラストワンマイルモビリティー以上の距離を走る際にも使いやすいだろう(画像提供/セグウェイ―ナインボット)