照明器具メーカーの遠藤照明は、2022年4月26~28日まで東京ビッグサイト(東京・江東)で開催された「オルガテック東京2022」で、「Synca Green System」を発表した。オフィス向けのシステムで、光や風など観葉植物の健全な育成に不可欠な“自然環境”をつくり出す。オフィスの緑化を支援するといった「バイオフィリックデザイン」と呼ばれる空間デザインの市場を狙う。

2021年12月に開設した体験型のオフィス「Synca U/X Lab」。Syncaの光によって「超集中ブース」「コワーキングゾーン」「アウトドアリラックスゾーン」などがある
2021年12月に開設した体験型のオフィス「Synca U/X Lab」。Syncaの光によって「超集中ブース」「コワーキングゾーン」「アウトドアリラックスゾーン」などがある
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 社員のストレス軽減やリラックス効果などにつなげるため、オフィスに観葉植物を配置している企業は多い。だが健全な育成の環境まで気を配っているだろうか。水や栄養剤などを与えても、一般的なオフィスライトの下では光合成がうまくできず、次第に元気がなくなって枯れてしまいかねない。社員には快適なオフィスでも観葉植物には過酷な環境になることもありそう。

自社で育成データを収集

 そうした課題を解決しようと開発したのが、Synca Green Systemだ。自然な光と風をシステムで再現し、観葉植物の芽や葉、根が生き生きとするようにした。主に3つの部分で構成しており、それぞれ独自に開発・発売していたものを今回、1つに統合して提供している。

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