2022年4月、イトーキが日産自動車と共同開発した“走るオフィス”を発表した。日産自動車のミニバン「NV200バネット」をベースに、運転席と助手席以外をワークスペースにコンバージョン。商品名は、「MOOW(ムーウ)」とした。東京ビッグサイトで開催されたオフィスデザインとワークスタイルの展示会「オルガテック東京2022」(4月26~28日)に出展。どこにいても、オフィスよりも快適に働ける。そんな新たなワークスペースの提供を目指す。

足を伸ばして座れるよう、執務スペースを車体に対して斜めにレイアウト。後方にもたれかかるような低座後傾姿勢で座るシートを設計した。テーブルの天板は可動式で、着座時に手前に引いて使う。内装は、中間色を基調にした落ち着いた雰囲気
足を伸ばして座れるよう、執務スペースを車体に対して斜めにレイアウト。後方にもたれかかるような低座後傾姿勢で座るシートを設計した。テーブルの天板は可動式で、着座時に手前に引いて使う。内装は、中間色を基調にした落ち着いた雰囲気

 新型コロナウイルスの感染拡大以降、リモートワークの普及など、働く場所は多様化している。今後も、オフィスとリモートワークを組み合わせたハイブリッドな働き方が主流になるとみられている。

 思い立ったら移動して、移動した先で仕事ができる。そんな働き方を提案する「MOOW」は、オフィスでも自宅でもコワーキングスペースでもない、新たな選択肢だろう。駅などに設置されているボックス型の執務室を車に乗せて、自由に移動しながら働くような感覚だ。

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