2022年4月15日、「ダイソー」の旗艦店が東京・銀座にある「マロニエゲート銀座2」に登場する。大創産業が展開するブランド「THREEPY」や「Standard Products by DAISO」も同時オープン。マロニエ通りかいわいが雑貨スポットとして盛り上がりそうだ。

 100円ショップ業界の最大手である大創産業(広島県東広島市)が、4月15日に「ダイソー」の旗艦店を東京・銀座にオープンする。同社の銀座出店は初となる。場所は銀座3丁目にある商業施設「マロニエゲート銀座2」の6階。約1500平方メートルの広さを持つ同フロアには冒頭の「ダイソー」のほか、大創産業が展開する「THREEPY(スリーピー)」や「Standard Products by DAISO」もオープンする予定だ。3ブランド同時展開は大創産業初となる。

21年3月にオープンした「Standard Products by DAISO」の1号店
21年3月にオープンした「Standard Products by DAISO」の1号店

 THREEPYは20~40代の女性をターゲットにした300円ショップのブランド。18年3月に神奈川県にあるショッピングモール「イオンモール座間」に開業した1号店を筆頭に全国展開している。19年7月には、シンガポールに海外1号店となるFUNAN MALL店をオープン。「ダイソーブランドに続く重要な柱としてグローバル戦略を進める」(大創産業)としている。マロニエゲート銀座2にオープンするのは「あいらしい。そして私らしい。」をコンセプトに商品ラインアップを一新し、リブランディングする初めての店舗となる。

 Standard Productsは、21年3月オープンの渋谷マークシティ店からスタートした大創産業の新業態ブランド。商品の価格は110円、330円、550円、770円、1100円の5段階(すべて税込み)が中心で、「ちょっといいのが、ずっといい。」をメインコンセプトにしたベーシックでシンプルな雑貨を取り扱う。今回マロニエゲート銀座2に入るのは、21年10月にオープンした新宿アルタ店に続く3店舗目となる。「Standard Productsマロニエゲート銀座店」では、愛媛県今治市の国産タオル、国内文具ブランドとのコラボ製品などを先行販売する予定だ。

300円ショップ「THREEPY(スリーピー)」の店舗。写真は2018年のもの
300円ショップ「THREEPY(スリーピー)」の店舗。写真は2018年のもの

 マロニエゲート銀座2の裏には19年4月に開業した良品計画の世界旗艦店「無印良品銀座」が店を構える。さらに隣接する「マロニエゲート銀座1」には、カインズの傘下となる「東急ハンズ 銀座店」、2ブロック隣の「銀座ベルビア館」にはロフトの旗艦店「銀座ロフト」もある。銀座マロニエ通りを中心としたエリアは新たな雑貨スポットとして盛り上がりそうだ。

銀座の街並みが変貌

 ダイソーやTHREEPYなどが入居するマロニエゲート銀座2の6階は22年1月に閉店した「ニトリ マロニエゲート銀座店」の跡地に当たる。都心部への展開を加速していたニトリは15年4月に銀座に出店(当時は「ニトリ プランタン銀座店」)し、その後、売り場を2フロア構成に増床するなど拡大を図ったが、あえなく撤退となった。ニトリの前には、ファーストリテイリングのブランドを集めた「ユニクロ マルシェプランタン銀座店」が入居していた。

 2000年代に入り、ユニクロやドン・キホーテ、AOKI、スシローなど、様々な郊外型店舗が“銀座ブランド”のステータスや存在感、あるいは若年女性層や富裕層の開拓などを狙って銀座や有楽町エリアに進出した。4月28日には銀座5丁目の商業施設「イグジットメルサ」の5階にワークマンの旗艦店「#ワークマン女子」もオープンする。銀座の一等地に店を構える顔ぶれも大きく変わりつつある。

 なお、大創産業は、「Standard Products」の西日本エリア初出店も発表。22年4月16日に大阪府大阪市にある梅田エストにStandard ProductsとTHREEPPYを同時開業する。さらに、ららぽーとEXPOCITY店(大阪府吹田市)にStandard Productsの5号店、京都四条通店(京都府京都市)に同6号店を4月中にオープンする予定だ。

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