コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は2022年2月28日、「東京ゲームショウ2022」(TGS2022)の概要を発表した。今回のテーマは「ゲームは、絶対、とまらない。」。22年9月15~18日にかけて幕張メッセ(千葉市美浜区)で、人数に上限を設けてリアル開催する。

東京ゲームショウ2022の概要が発表された。今回は3年ぶりのリアル開催となった
東京ゲームショウ2022の概要が発表された。今回は3年ぶりのリアル開催となった

3年ぶりのリアル開催、配信内容もさらに充実

 東京ゲームショウで会場が一般来場者に開放されるのは2019年以来3年ぶり。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から20年は完全オンライン配信、21年はオンライン配信に加えて一部のインフルエンサーとメディアのみが利用できる試遊ブースを設置したハイブリッド開催となっていた。

 TGS2022は22年9月15、16日がビジネスデイで、一般公開日は17、18日だが、16日の午後2時からは一般来場者も入場可能となった。ただし、政府や自治体などが定める新型コロナ感染拡大防止の対策に基づき、来場者数には上限を設定。若年層のワクチン接種状況が不透明のため、安全面を考慮して小学生以下は入場不可とした。チケットは一般公開日向けが22年7月上旬、ビジネスデイ向けが8月上旬に発売される予定だ。

一般公開日向けのチケットは22年7月上旬、ビジネスデイ向けは8月上旬に発売予定
一般公開日向けのチケットは22年7月上旬、ビジネスデイ向けは8月上旬に発売予定

 TGS2022の開催エリアは幕張メッセの展示ホール1~8。ビジネスミーティングエリアやセミナー会場としては国際会議場を使用する。コロナ禍前の19年は9~10ホールも使っていたので、それに比べると若干の縮小となった。また想定小間数は1500、想定来場者数は15万人。19年の小間数は2417、来場者数は26万2076人だったので、こちらはかなり控えめな想定と言える。

 その理由は、各エリアに人数の上限を設定して収容可能人数の半分以下に抑えるためだ。それぞれのエリアには入退場を感知するセンサーを設置して来場者数を管理する。さらにブース内にも人数制限を設け、出展者、来場者を問わず1人当たり1平方メートル以上の空間を確保するという。

3年ぶりのリアル開催は、安全対策を徹底した上で、安心して楽しめることを心掛ける
3年ぶりのリアル開催は、安全対策を徹底した上で、安心して楽しめることを心掛ける

 会場での人数を制限する一方で、オンライン配信は一層の充実を図る。TGS2020 ONLINEから2年連続で総視聴数3000万回を超えた「公式番組」の配信は、YouTubeやTwitter、ニコニコ動画などで提供する。海外のゲームファンに向けて英語同時通訳版を配信するほか、各出展社のブースやステージの様子を公式チャンネルで配信できる仕組みを新たに用意する。

 またTGS2021で好評を博した、自宅でも最新ゲームを楽しめる「体験版無料トライアル」や、タレントが会場を案内する「オンライン体験ツアー」、仮想空間上のTGS会場「TOKYO GAME SHOW VR 2022」の併催なども予定されている。さらに今回はPCゲームのダウンロード販売のプラットフォームであるSteam(スチーム)上に「TGS特設サイト」を開設する。

コンパニオンと『パワプロクンポケットR』をプレーするマヂカルラブリーの村上。TGS2021の新企画「オンライン体験ツアー」より
コンパニオンと『パワプロクンポケットR』をプレーするマヂカルラブリーの村上。TGS2021の新企画「オンライン体験ツアー」より

 主催者関連プログラムとしては、ゲーム業界のホットなトピックを扱う「TGSフォーラム2022 基調講演」の配信および日本eスポーツ連合(JeSU)が主催する「eスポーツカンファレンス」のリアル/オンライン開催が9月15日に予定されている。開発者自らがゲームコンテンツを紹介する国際的なピッチコンテスト「SENSE OF WONDER NIGHT(センス・オブ・ワンダー・ナイト)2022」の配信と、ゲーム業界関係者に向けたカンファレンス「TGSフォーラム2022 専門セッション」のリアル/オンライン開催は16日の予定だ。

(写真提供/東京ゲームショウ事務局)

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