2021年12月、ドン・キホーテの新業態「メンズ・ドンキ」がアピタ長久手店(愛知県長久手市)内にオープン。テーマは「男性の隠れ家」。売り場を9つのゾーンに分け、酒&たばこ、アウトドア、革製品、調理器具、メンズコスメなどのカテゴリーで構成する。

「メンズ・ドンキ」は「ドン・キホーテ アピタ長久手店」の一角。「どこにもない面白い売り場をつくろうと取り組んだ」とドン・キホーテ アピタ長久手店の中林明彦店長
「メンズ・ドンキ」は「ドン・キホーテ アピタ長久手店」の一角にある。「どこにもない面白い売り場をつくろうと取り組んだ」とドン・キホーテ アピタ長久手店の中林明彦店長

 メンズ・ドンキはアピタ長久手店のリニューアルに合わせて2階に開業した「ドン・キホーテ アピタ長久手店」の一角にオープンした。ドン・キホーテ全体(約760坪)のうち、メンズ・ドンキは約300坪と全体の4割を占める。

 「長久手市は平均年齢が日本一若い自治体(38.6歳、2015年国勢調査)で、特にニューファミリーが多い。そこで今後も増えていくであろう30~50代のパパをターゲットに設定した。また周辺にはイオン、ららぽーとなど競合店が多く、メンズ専門の売り場は他店とは違った強みになると考えた」(ドン・キホーテ アピタ長久手店の中林明彦店長)

既存店にはないアイテムが1000点以上

 商品は約2万アイテムで、既存のドン・キホーテにはなかった新規取引の商品は1000アイテム以上に上る。台所雑貨コーナーでは一生モノとして使える道具、革製品や腕時計コーナーではギフト需要にも合うハイブランド商品も取り扱うなど、付加価値の高いアイテムの品ぞろえが厚いのが特徴。ゾーンの中では「ブラック・オブ・ザ・ルーム」がとりわけユニークで、小物やインテリアなど黒い商品ばかりを集め、床・天井も黒で統一している。

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