コロナ禍の巣ごもり需要を反映し、米国ではさまざまなDIYサイトが登場している。外部業者に任せず、自分で何かを作ったり修理したりするDIYの人気は、米国では以前から高かった。コロナ禍でさらに増えたDIY人口を獲得しようとサイトが増えた。

世界的に知られる「Make:」は、DIYのムーブメントを生み出した存在といわれる。センサーなどテクノロジーを盛り込んだ製作事例も多く見られる(出所、https://makezine.com)
世界的に知られる「Make:」は、DIYのムーブメントを生み出した存在といわれる。センサーなどテクノロジーを盛り込んだ製作事例も多く見られる(出所、https://makezine.com)

 米調査会社によると2020年3月時点で、約60%の人がDIYを手がけたことがあると回答。それが21年5月には74%に増えた。年齢層には差がなく、多くの人がDIYを実践している。そうした人の78%がDIYサイトに頼っているという。

 米国では、一般人がちょっとした小屋を造ったり家の内装を替えたりするのは珍しくなく、大工道具の使い方について専門家のアドバイスが載っていたり、材料を探したりすることができるサイトがたくさんある。キッチンやバスルームの改装は自宅を売却する際の価値を上げることにもつながり、関心は高い。この手のDIYのテレビ番組もあり、連動したサイトも好まれている。

 自宅のインテリアや飾り立てに関するヒントを伝授するサイトも人気だ。しゃれた家具や棚を作ったり、タイルを張ったりといった説明が並んでいる。ちょっとした工夫を凝らすことで部屋のイメージがガラリと変わることを、改装の前後を見せるなどして説明する。

 最近、特に増えている分野が、女性向けや女児向けのDIYによるクラフトのサイトだ。手芸といった典型的な分野はもちろん、多様なコンテンツを掲載する。

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