デザインコンサルティングのトリニティ(東京・千代田)は「高度デザインDX(デジタルトラスフォーメーション)人材」の育成を目指したプログラム「DXDキャンプ」(高度デザインDX人材になるための実践プログラム)を、「2021年度オータムキャンプ」として21年9~12月で開校している。オンラインによるレクチャーやワークショップを踏まえたうえで、12月には中小企業を訪れてフィールドワークを行うという内容だ。

トリニティが「DXD」に込めた3つの意味(同社のサイトから)
トリニティが「DXD」に込めた3つの意味(同社のサイトから)

 2020年にトリニティが実施した「高度デザインブリッジスクール」をベースに内容を拡充しており、今回はデザイナーだけでなくエンジニアも対象とした。デザインとDXを融合し、社会課題を解決できる人材の育成を目指すという。エンジニアにとっても、今までの職能を生かしながらデザインの視点を身につけて活躍の場を広げられるようになる。

 「さまざまな専門領域を持つプロフェッショナルがビジネスや社会を変革する広義の『デザイン』力を学びとり、自らの役割や活躍領域を広げていくための実践プログラム」と同社はうたっている。今回は18人が参加。企業のデザイナーなどが自らのスキルアップを求めて学ぶ例が多い。

●「2021年度オータムキャンプ」の主な内容
●「2021年度オータムキャンプ」の主な内容

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