米ユームテクノロジーの日本法人、ユームテクノロジージャパン(東京・港)が提供するオンライン学習プラットフォームが、日本の企業研修の市場で急速に普及している。2020年7月から21年6月までの1年間で、新規契約した企業数が1711、新規ユーザー数は約32万人も増えた。21年8月25日には、「AI音声スライド」という新機能も発表し、攻勢を続ける。ユームが“受ける”理由と、提供を始める新機能の中身を探った。

ユームテクノロジージャパンのWebサイト
ユームテクノロジージャパンのWebサイト

 ユームテクノロジージャパンのビジネスモデルは、主に企業向けにオンライン学習プラットフォームを提供し、当該企業から対価を得るというもの。プラットフォーム上の学習コンテンツもユームが用意して提供する場合と、学習コンテンツは企業側が用意し、プラットフォームのみ提供する場合がある。

 ユームのオンライン学習プラットフォームが、これまで企業が社員の研修に用いてきた多くのオンライン学習ツールと異なる点は大きく2つある。

 1つは、受講者にも、従業員をトレーニングしたい企業にも、学習の成果が目に見えて分かりやすいことだ。

授業の後にAIでコーチング

 従来のオンライン学習ツールの多くは、画面上に講師が登場して話したり、テキストやスライドで内容を伝えたりして、“授業”が終了する。その後、簡単なクイズを課したり、カメラなどを使って視聴していたことを確認したりはするものの、授業の内容を理解できたかどうかは、企業はもちろん受講者本人にも、十分に把握できているとは言い難かった。

 これに対しユームのプラットフォームは、提供する学習コンテンツについて、上記のような授業に加え、練習やフィードバック、コーチングなどを受講者に課して、学習した内容をどの程度理解しているか、分かりやすく示すことができる。

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