2021年7月、テレビ東京の火曜深夜枠でバラエティー番組「乃木坂に、越されました~AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!~」が始まった。AKB48の公式ライバルとして結成された乃木坂46は、既にAKB48の人気を越えて久しい。では、越えたのはいつだったのか? 今も人気上昇中なのか? Googleトレンドで検証してみた。
2020年の紅白歌合戦で12年連続の出場を逃したアイドルグループAKB48に、久々に冠番組のオファーが舞い込んだ。だがその番組タイトルは、「乃木坂に、越されました~AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!~」という屈辱的なもの。ひろゆきこと西村博之氏がMCを務めるとあって、局所的に注目が高まっている。
AKB48が人気の面で乃木坂46に“越された”ことについては、ほぼ異論はないだろう。では、越されたのはいつだったのか? これは両グループのファンであっても言い当てるのは簡単ではない。
人気のバロメーターとして、ここではGoogleトレンドを使う。検索ボリュームの推移を、ピーク時100としてグラフ化してくれるツールだ。ある事象に対する人々の関心の大きさは、そのワードの検索数の多寡で示されると考えていいだろう。「AKB48」と「乃木坂46」をGoogleトレンドで比較すれば、検索ボリュームがクロスした時点から逆転の瞬間が把握でき、また検索のピーク値から、最も話題性が高かったのはいつごろどちらのグループだったのか、も見えてくる。
両グループの名称で検索してみた結果が以下のグラフだ。
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