味噌やレモンティーを製造している光浦醸造工業(山口県防府市)は、自社のオンラインショップで販売中の繰り返し洗って使えるストロー「ストロール01」の卸向け販売を2021年7月1日に開始し、流通ルートを広げた。プラスチック素材の薄いシートを好みの太さに手で巻いて一体型のベルトで固定して使用するという、新しいデザインのストローだ。

ストロール01「STROLL_01 NAVY」がパッケージに入った状態。台紙のサイズはA4サイズほど。完成時のストロー長さが、パッケージの右手に描かれている。NAVYのほか、MAUVE PINKとKUMIKO ORANGE、KUMIKO GREENの全4色展開。価格は594円(税込み)。写真右は左のNAVYを巻いた状態。ストローの長さを変えることなく、太さを調整することもできる
ストロール01「STROLL_01 NAVY」がパッケージに入った状態。台紙のサイズはA4サイズほど。完成時のストロー長さが、パッケージの右手に描かれている。NAVYのほか、MAUVE PINKとKUMIKO ORANGE、KUMIKO GREENの全4色展開。価格は594円(税込み)。写真右は左のNAVYを巻いた状態。ストローの長さを変えることなく、太さを調整することもできる

 画期的なのは、洗浄のしやすさだ。ステンレスや竹、シリコン製など、繰り返し洗って使えるストローは既に存在しているが、洗浄専用のブラシが必要だったり、内部の乾燥に時間がかかったりするなどの課題がある。ストロール01は、ベルトを外せば1枚のシートに戻るため、手軽に洗うことができる。こうしたストローはほかになかったため現在、国内と海外ともに特許出願中だという。

あえて便利過ぎないデザインに

 そもそも、なぜストローを開発したのか。光浦健太郎社長は「当時、小学3年生だった娘が19年の夏休みに取り組んだ自由研究がきっかけ。娘と一緒にストローの歴史を調べたり、既存商品を検証したり、食べ物や植物などでストローを試作したりした」と話す。その研究結果として、繰り返し使えるシート状のオリジナルストローを考案して発表。それを見た小学校の担任教員から「特許を取得できるのではないか」と言われ、光浦社長は本格的に研究を開始。1年以上かけて特許を出願し、商品化にこぎ着けた。

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