オープニングセレモニーには、LUNA SEAのSUGIZO氏も出演。ギターとバイオリンを披露した。写真は、実際のスタジオで撮影した風景。背景にはガンダムのつま先しか映っていない。

バンダイナムコが自前スタジオ XRでキャラとアーティストが共演

2021年07月02日
  • バンダイナムコエンターテインメントが本社内にオープンした配信専用スタジオ「MIRAIKEN studio」。「A studio」は4面の巨大LEDディスプレーを備えたステージを常設
  • オープニングセレモニーでは、2020年に生誕40周年を迎えた『パックマン』をモチーフに、ダンスパフォーマンス集団「mplusplus」の2人のダンサーがバーチャル空間を縦横無尽に走り回るパフォーマンスを披露。真正面から見ると空間が4面のLEDスクリーンに映し出されたものとは思えない
  • MIRAIKEN studioを「おもちゃ箱」と表現した、バンダイナムコエンターテインメントの宮河恭夫社長
  • オープニングセレモニーには、LUNA SEAのSUGIZO氏も出演。ギターとバイオリンを披露した。写真は、実際のスタジオで撮影した風景。背景にはガンダムのつま先しか映っていない。
  • 上の場面をスタジオから配信された映像では、ガンダムの全身が映っている。グリーンバックを用いるのとはまったく違った手法でバーチャル空間と現実を合成した映像を作り出せるのがMIRAIKEN studioの強み
  • ステージ手前の床面をよく見ると無数の黒いマーカーが配置されている。これを基準に3Dで構成されたバーチャル空間の映像をステージにはめ込んでいる
  • A studioのステージには、3D映像を描き出すサーバーや、カメラの切り替えを行うスイッチャーなどの配信機材が並ぶ。ステージの内容によって臨機応変に機材の追加ができる
  • 隣接するB studio。ダンススタジオのような作りになっていて、さまざまな目的での使用が想定されている
  • オープニングセレモニーでは、音楽クリエイターのヒャダインとアイドルグループJuice=Juiceの金澤朋子が、「アイドルマスター」シリーズの人気キャラクター・天海春香と競演。これはB studio活用例の1つ