米国では複数の州で、数年前からプラスチックのショッピングバッグ利用を見直している。カリフォルニア州が最初で、2014年に州法で大型スーパーなどでの使い捨てショッピングバッグを禁止した。ショッピングバッグに対する意識は高くなったが、その間も家庭でどんどん使い捨てされてきたもう1つのプラスチックバッグがある。

 それが、ファスナー付きで密封ができる、いわゆるジップバッグである。ランチのサンドイッチや野菜、果物を入れるだけでなく、食事の残り物を入れたり、料理を冷凍したりするのに多用されてきた。洗って再利用するのが面倒で、米国ではどの家庭でも使い捨てにされてきたものだ。

 この無駄遣いにメスを入れるのが、新手の“再利用可能ジップバッグ”である。すでに幾つものブランドが注目を集めている。通常のジップバックと保存用プラスチック容器の中間くらいの製品で、デザインの面でもこれまでになかった新しい製品カテゴリーと言えるだろう。

ボールや容器のようなデザインも

 米スタッシャーは、カラフルなシリコーン製バッグを様々なサイズとデザインで販売している。平たいもの、マチ付きで立てられるもの、手のひらに載るような小型のものなどがあって、食品だけでなく、多様な用途に使えそうだ。大小7つがセットになった製品は92.99ドルとやや高めの値段だが、同社は食品衛生に適合するレベルのシリコーンを利用するなど安全性をアピールしている。

米スタッシャーは、毎朝子供のサンドイッチをジップバッグに入れていた母親が起業した会社。経年による劣化がないプラチナシリコーンを使用する。さまざまなデザインの製品があり、超小型のバッグはポケットにも入るサイズ。食べ物以外での利用にも使えそうだ(出所/https://www.stasherbag.com/)
米スタッシャーは、毎朝子供のサンドイッチをジップバッグに入れていた母親が起業した会社。経年による劣化がないプラチナシリコーンを使用する。さまざまなデザインの製品があり、超小型のバッグはポケットにも入るサイズ。食べ物以外での利用にも使えそうだ(出所/https://www.stasherbag.com/)

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