日本音楽著作権協会(JASRAC)は2021年5月19日、21年のJASRAC賞を発表した。金賞はアニメ「鬼滅の刃」の主題歌である「紅蓮華(ぐれんげ)」が受賞した。同賞は、音楽著作物使用料の分配額が最も多かった作品の著作権者を表彰するもので39回目。銀賞には、Official髭男dismの「Pretender」、銅賞には米津玄師の「Lemon」が選ばれた。

 「紅蓮華」(作詞:LiSA、作曲:草野華余子)は2019年7月のリリース以降、音楽サブスクリプション(定額)サービスでのストリーミングの再生回数が2億回を突破するなど大ヒットした。カラオケ利用での分配額でもトップとなり金賞を受賞した。

分配額の国内作品トップ10。紅蓮華は、アニメ「鬼滅の刃」の主題歌で、ストリーミングやカラオケで支持された。「Pretender」は19年の映画『コンフィデンスマン JP ロマンス編』の主題歌で、ストリーミング再生4億回を超えた(JASRACの発表資料より)
分配額の国内作品トップ10。紅蓮華は、アニメ「鬼滅の刃」の主題歌で、ストリーミングやカラオケで支持された。「Pretender」は19年の映画『コンフィデンスマン JP ロマンス編』の主題歌で、ストリーミング再生4億回を超えた(JASRACの発表資料より)

 20年度の音楽著作権使用料の徴収実績は、前年度比4.3%減の1126.4億円。著作権者への分配額は、前年度比3.1%増の1206.3億円となっており過去最高。コロナ禍での巣ごもり需要によるネット配信が好調だったことや、利用から分配までの期間を短縮したことなどが要因だ。

サブスク、動画配信の利用が拡大

 JASRACによれば、コロナ禍でコンサートなどの演奏での使用料徴収額が19年度に対して36.2%減少した一方で、ネットなどインタラクティブ配信は48.2%増加した。うちサブスクでの使用料徴収額は83.8%増えており、YouTubeなどの動画ストリーミングサービスからの使用料徴収額も57.8%増加した。

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